◆◆10/3&10/4記事◆◆
◆10/3(木) イスラエルのガザ全域攻撃で60人超死亡、南部に戦車進軍(ロイター)
軍は2日、ガザ全域を攻撃し、ハンユニス東部と中部、ヌセイラトので難民が避難する学校などが戦車によるを受け、ガザ市では学校やアル・アマル孤児院への攻撃で65人が死亡した。
◆10/3(木) ガザへの食料援助が急減、イスラエルの規制強化で=関係筋(ロイター)
イスラエルがヨルダンからイスラエル経由でガザに援助を運ぶ国連チャーターのトラックの人道援助物資に新税関を摘要し、商業輸送も縮小させ、ガザへの食料供給がここ数週間で急減している。9月の食料と援助物資の供給は7カ月ぶりの低水準に落ち込み、230万人のガザ住民の食料不足がさらに悪化した。5月、国際刑事裁判所(ICC)の検察官は、イスラエルが民間人の飢餓を戦争の手段として利用したとネタニヤフ首相に対する逮捕状を請求した。イスラエルの占領地政府活動調整官組織(COGAT)は、ガザへの商業輸送は7月の1日平均140台から9月には80台に減少。9月後半の2週間には、平均45台まで落ち込んだ。
◆10/4(金) 「誰も気にかけてくれない」ガザでの戦闘開始から1年、国際社会の関心はレバノンへ(ロイター)
イスラエルとヒズボラの戦闘に世界の注目が集まる中、ガザの人々への関心は薄れている。停戦の見通しは一層暗くなり、まもなく1年を迎える戦争は、地域とそこに住む人々の生活を破壊し続けている。過去24時間で99人が死亡した。イスラエルもハマスも、レバノンでの紛争がガザの紛争終結につながるという。ハマス幹部のサミ・アブ・ズフリ氏は、この紛争が停戦合意に向けた圧力、というが、イスラエルはヒズボラの武装解除に注力し、ガザでの停戦は後回しにされている。米国務省のミラー報道官は2日、米国は依然ガザ停戦に向けて注力しており、ハマス側が協議を停滞させていると非難したが、イスラエルはガザに軍駐留を新たな要求し、交渉が停滞している。米大統領選挙が終わるまで事態は進展しない、停戦合意最大の障害のネタニヤフ首相に対し圧力をかける者がいないからだ。ヒズボラが先週の国連総会で提案された停戦案を、ガザの停戦合意に関連付け、イスラエルはこれを拒否した。ガザで住民数十人の葬儀が執り行われ、生後間もない姪を失った女性は、母親の腕の中で眠っている間に殺され、——世界は眠っていて、誰も私たちを気にかけず、私たちの顔さえ見ようとしない。」
◆10/4(金) ベイルート空港付近で大爆発 イスラエル空爆続くレバノン(AP通信)
10月3日夜、ヒズボラの拠点ダヒエに接しているベイルート国際空港郊外で大爆発。軍は3日、レバノン南部の国連が宣言した緩衝地帯の外にある自治体から避難するよう警告し、地上作戦拡大を示した。軍は、武器貯蔵施設や監視所を含むレバノン全土にある約200カ所のヒズボラ拠点を攻撃した。
◆ひかるの呟き◆
昨日は、ハンユニスに逃げているムハンマドの誕生日。何度もかけなおしてたら、繋がった。昨年は、日本にいるママは闘病中で、恒例のケーキどころか、電話さえできなかった。嬉しいのだろう、声が高い。迷ったが、私は歌った。ムハンマドとマッスーシ—はよくしゃべった。私は意味は分からないが、声の調子で会話する。お互いに、電話を切った瞬間から、どうしようもない不安が始まるのだが。以前にも、「ヒカルと話すだけでも、見捨てられていない気がする」と言われた。見捨てない、知らないふりはすまい、関心を持ち続けるだけでも、彼らを支えられる。