ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

ガザでパン求め3人圧死

◆◆11/30記事◆◆

 

◆11/30(土) ガザでパン求め3人圧死 イスラエル軍の攻撃続く(共同通信) 
 食料危機が深刻化しているガザで29日、パンを買おうとして店に集まった群衆の中で、13歳、17歳の少女と50歳の女性計3人が圧死した。中部デールバラハの病院に運ばれたが、窒息死だった。過去2カ月間でガザに搬入できた食料は昨年10月の戦闘開始以降、最低水準に落ち込んでいる。 食料を求めて店に人々が押し寄せる事態に発展。食料強奪も起きている。1日1食しか確保できない家族も多い。軍は29日もガザを攻撃し、北部や中部で死者が出た。ガザ北部ベイトラヒヤで避難民が使う住宅が空爆され、少なくとも18人が死亡した。北部ガザ市や中部ヌセイラトでも複数の死者が出た。ガザ停戦交渉のためハマス代表団が30日にも仲介国エジプトを訪問する。

◆11/30(土) ガザ難民キャンプなどで40人死亡、イスラエルが攻撃継続(ロイター) 
 軍の前夜からの攻撃で、ガザで29日までに40人が死亡した。その大半はヌセイラト難民キャンプの避難者だ。ヌセイラト北部でパレスチナ人の遺体19体が発見されたほか、29日遅くには軍の空爆で、北部ベイトラヒヤの住宅にいた10人が死亡した。
ガザでの戦闘終結に向けた交渉は現在中断している。バイデン米大統領は26日、ガザでの停戦に向けて働きかけをするとイスラエルとハマスに応じるよう促した。

◆11/30(土) イスラエル軍、レバノン南部で再び空爆 ヒズボラ指導者「偉大な勝利(時事通信) 
 27日にレバノンでの停戦発効後、イスラエルは停戦合意違反を理由にレバノン領内を断続的に空爆し、合意では軍はレバノン南部から徐々に撤収するとされたが、レバノン南部へ展開し、停戦合意の違反行為に対処するとした。ヒズボラの最高指導者カセム師は29日、停戦はわれわれの勝利だとし、停戦維持のため、国境付近へ展開するレバノン軍に協力するとした。 

◆11/30(土) シリア反体制派、第2の都市アレッポを制圧か 戦況再び激化の可能性(朝日新聞デジタル) 
 在英のシリア反体制派NGO「シリア人権監視団」(SOHR)は30日、西部イドリブを拠点とする過激派組織「シャーム解放委員会」(HTS、旧ヌスラ戦線)などの反体制派は27日、政権支配地域への進軍を開始。29日にイドリブから約50キロ離れたアレッポ県の中心都市アレッポ市内に進攻し、30日までに政府施設や収容所を含む市の大部分を制圧したとと発表した。アレッポは2016年にロシアやイランの支援を受けた政権軍が奪還した反体制派の拠点。アサド政権軍は、30日、「反撃の準備のため部隊を再配置する」として地上部隊の一時撤退を表明した。ロシア軍と政権軍は30日、アレッポ郊外の反体制派を戦闘機で空爆した。30日までに計300人以上が死亡した。

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