ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

ハマスはネタニヤフの言うように、停戦合意を拒否してるの?

◆◆9/5記事◆◆

 

◆9/5(木) ガザのワクチン接種「想定以上」、一時休戦対象外では戦闘で死者も(朝日新聞デジタル) 
 世界保健機関(WHO)は4日、ガザ中部で1〜4日、約500の保健医療チームが活動し、想定よりも3万人以上多い19万人にポリオワクチン接種を実施し、第1段階が完了したとした。5日朝にはガザ南部での接種が始まった。午前6時から午後2時と地域限定の戦闘休止に、双方が合意したが、それ以外では戦闘が続き、4日には23人が死亡した。

◆9/5(木)  イスラエル軍との調整難航 ガザ接種、荒廃地域の移動課題にUNRWA(時事通信) 
 ポリオ(小児まひ)の大規模予防接種について、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長は4日、語った。接種は1日開始、初日は移動制限エリアで軍が許可せず中止も、その後、接種会場にドローンの飛行音、爆撃音が響いたが、100メートル以上の列もでき、3日間で約18万7000人に接種、戦闘休止期間が終わるが、5日以降も軍と交渉し接種を続ける。南部は対象人数が約35万人と多く、インフラが破壊され、ワクチンなどの物資をスムーズに届けられるかが課題となる。ガザの人々の大きな期待に沿って(ワクチンを)提供したい」と語った。 

◆9/5(木) 米、ガザ停戦交渉で新提案の策定加速 対立点の打開探る=関係筋(ロイター) 
 米作業チームはフィラデルフィ回廊の中で軍の撤退が必要な区域と駐留継続が可能な区域を検討している。米政権の高官は4日、停戦交渉では大部分合意したが、2つの対立点があり、フィラデルフィ回廊の軍駐留継続と人質交換の個人の問題だとした。5月の3段階の停戦案は軍が第1段階でガザの人口密集地から撤収としたが。フィラデルフィ回廊が人口密集地かが争点。

◆9/5(木) イスラエル首相「ハマスが合意拒否」 ガザ停戦交渉、未解決の問題多く(時事通信)
 ネタニヤフ首相は4日、「ハマスはすべての点で(合意を)拒否している。話すことは何もないと言っている。人質解放実現のためフィラデルフィ回廊を掌握する必要がある」と述べ、同回廊から撤退すれば、人質をエジプト経由でイランなどに移送する可能性があるとした。密輸防止計画が示されるまで軍部隊の駐留継続を主張した。
人質解放の見返りにどのくらいの囚人を釈放するかや、特定の囚人の釈放を拒否できるのかなど、「すべて未解決だ」とした。

◆9/5(木)  ハマス、新たなガザ停戦案不要と主張 イスラエルへの圧力訴え(ロイター)
 ハマスは5日、新たな停戦案は不要で、7月2日に受け入れ済みの米国の提案に同意するようイスラエル側に圧力をかけるべきだと述べた。


◆ひかるの呟き◆
ワクチン接種のための戦闘休止が実現し、ガザの子どもたちはポリオからは守られるかもしれないが、それ以外の時間と場所ではガザの人たちがイスラエルの攻撃で殺されている。この矛盾した現実は何から生まれるのか。ガザで生まれ生活しているパレスチナ人だから、殺されても仕方がないのか。そんなことは決して許されない。無視と無関心はやめよう。一刻も早い停戦を!

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