お寺ふぁん続々・続

タイトル誤認、お寺めぐりだけじゃない日常の切り取りです。

人形の街 岩槻 雲居山大竜寺

2024-09-28 09:06:00 | 日記

 人形の街、徳川将軍の日光参詣の街道上の街、古くは室町混乱期プレ戦国時代の上杉家宰太田道灌の拠点岩槻。

 この街には思いのほか神社仏閣が多く見られます。

 

 その一寺院、大竜寺。

 

 山号は雲居山、居は”きょ”であったり、居士の”こ”であったりそのにごり”ご”であったりします。

 雲は間違いなく”うん”でしょう。

 するともし”こ”読みだったら・・ん~ ここまでにしときましょう。大ごと・・












 山門に、本堂(曹洞宗寺院でなんという伽藍名になるのかわかりません。一般にという感じで・・)柱に竜がにらみを利かせます。

 そして竜も阿吽の形に造像されるということがわかります。

 

 なかなか立派な寺です。

 誰が造った?

 青山忠俊・・この人は三代将軍家光の傅役を務めました。

 傅役(もりやく)は律令官制の東宮傅(とうぐうのふ、皇太子の教育役)をまねたものじゃないですかね。次世代将軍の教育役となります。

 ただ名のとおりの”忠”ですかね・・諫言が過ぎたようで家光の不興を買い不遇となったようです。

 竜の逆鱗に触れてしまったのかもしれませんね。

 

 丹波にも青山氏というのがあったな・・と思ったら、本人は縁故はないようですが、縁戚になるようです。

 

 この寺の付近は城下町の名残? 田んぼの通路の名残? わかりませんが結構迷路でした。

 火災により焼失、平成期に再建されたという古くも新しいお寺のようです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロングフィン  幹之(みゆき... | トップ | 人形の街 岩槻 快楽山微妙... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事