私の体がからからと、
ひからびて、音がした。
それからずっと、苦しくて、かなしくて、
彼方の声も、ききたくなくて。
起き上がることさえできない、日々できがついた。
私の、心もおいて行ったんだ。
老いるのは、怖いことじゃない。
だれでも、つまづき、あきらめ、やすんで、
道を誤らないように、冬へとあゆんでゆく。
わたしの、心が少し潤ってきた。
人生のみちがすこしみえてきた。
ゆっくりと、あゆんでいこう。
やすんで、あるきつづけよう。
その先には、なにかあるかもしれない。
わたしの、枯れたからだが、干からびるまで、
あるいていこう。
ひからびて、音がした。
それからずっと、苦しくて、かなしくて、
彼方の声も、ききたくなくて。
起き上がることさえできない、日々できがついた。
私の、心もおいて行ったんだ。
老いるのは、怖いことじゃない。
だれでも、つまづき、あきらめ、やすんで、
道を誤らないように、冬へとあゆんでゆく。
わたしの、心が少し潤ってきた。
人生のみちがすこしみえてきた。
ゆっくりと、あゆんでいこう。
やすんで、あるきつづけよう。
その先には、なにかあるかもしれない。
わたしの、枯れたからだが、干からびるまで、
あるいていこう。