自由への旅立ち（朴正子）

君は、僕のところから、大きく青い空へ飛び立った。
私の小さな、かごの中から、しあわせをさがして、

だけど、本当の幸せは、わたしのそばにあるのに、
どうして、あの空に旅立っていったの？

子供のころ、甘えてきて、
兄弟で仲良く育ち、ある時に家出して、

げんきなのかしら、
それとも、誰かのおうちに行き、くらしはじめたの。

暑苦しい夏だから、
外に出て、素敵な未来をさがして、この場所からさよならしたの。

私は今でも、あなたをまっている。
小さな籠を置いて、貴女の帰りをいつもまっている。

幸せなら、それでいいけど、
いきているなら、それでいいけど。

☆家から、逃げて行った文鳥の白のことを想い書いてみました。
　暑い夏、どこかで生きていたら、いいんですけどね。

人の欠点ばかり探す、大阪の人。

あらさがしの、プロとでもいうべき大阪の人。
いいところは言わない、悪いところや、悪い評判が大好き。

人間は、いいところを尊敬しあっていきていくべきなのに。
そんなに、欠点が楽しいなら、さがしあえばいいけど。

優しさとか、思いやりとか、人間のいいところがみえない。
たまに、優しい人に会うと、感激してしまう私だ。

そう、喧嘩したり、陰口が大好きな人が多いところ。
そんな中で、生きるので、自分も強く、根性が鍛えられた。

意地悪する人には、お返しで同じ目に合わせるようにした。
その人を、完全に無視して、人間とおもわないようにした。

なおらないので、そうするしかないのでそうした。
根性の悪い人には、根性をわるくするしかないのだ。

同じ目に合えば、すこしはわかるだろうとおもう。
人をバカにするなら、そいつをさらにおとしいれてやろうとおもった。

だから、「目には目を、歯には歯を」というように、
いきている、大阪は都会だから、流されないように、強く生きたい。

嘘は見えてしまうけど、知らないふりで行くのがいいのか？

私は、いつも人はうそつきで、真実を言わないものだと感じていた。
それは、自分を守るためのウソだから、しかたのないことだ。

強いふりをするウソ、家族を守るウソ、嘘で収入を得るためにつきつづける。

「私は、日本人です。選挙にもいきます？！」

芸能人が嘘をついていた、民族名を知ってしまうと、まあ、ありがちなことだが、なんか損をしたようで、騙されていたようで、あぜんとしてしまう。

そんなことが、日常でもあった。
私だけ、通名を知らないときもあり、完全に騙されていた。

そんなときに、その人を信用できるのか？
私は、もうできない、名前は大切な人間のしるしなのに、うそつきはまた嘘をつくのだ。

だから、嘘が見えたところで、その人をそういう人だと、おもい、もう信じない。
でも、普通に見えるように、なるべく騙されたふりをする自分、いやになるが、もう仕方がない。

バカにでもならないと、あほらしくて、いきていけない。
バカにでもならないと、嘘だらけの日本で、生きていくには、真実を探すほうが、難しいのだ。