女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

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そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

しのぶの100のお話(11)天神さんの話。

2011-02-05 | 日記
私の生まれた片田舎では、北の天満宮という神社がありました。
そこは、学問の神様と、筆のかみさまでした。

おかあちゃんと、私の散歩コースでしたので、いつも境内までおんぶです。
かあちゃんはいつも、貧乏で本当にぼろぼろのふくでしたが、
こころは、ピカピカの中身でした。

お金はなくても、すべての人に尽くしやさしいひとでした。
わたしには、とても優しいひとだったのです。

ちーちゃんは、苦労するけど、長生きするようにこの名前をつけたんだよ。
よく子供のころは、わかりませんでした。

しかし今では、苦労しすぎで、よく倒れますし、悲しいぐらいつらいひびをすごしました。
差別され続けられ、男にだまされ続けて、もう誰も信用していませんが、
母ちゃんのいった言葉のとおり、ながいきしてます。

信用できるのは、天神様ぐらいなんですが、母ちゃんは、よくでかいみみくそを奉納してました。
おかげで、耳はよくきこえますし、大きな耳くそも、いまでもできるのです。

母ちゃんの背中で、歌った歌。

「おうちいこ、りゃんりゃんりゃん」
「りゃん、りゃん、りゃん、おうちいこ」

「ちーちゃんは、あたまだいいんだね。」とかあちゃんはいいました。

お歌を、かけあいするのに、同じ歌をくりかえさないからです。
いまでも、ほんとうは、ちーちゃんは、かしこいのですが、天然ボケです。

おおさかでは、天然ボケなので、馬鹿にされ、差別されつらいまいにちですが、
あくまでも、作っているのは事実ですよ。

天然ボケは、天然に見せる技があるのですよ。

本当は、●●です。

天神様は、かしこくなるかみさまですからね。

おわり。

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