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もんく [とある南端港街の住人になった人]

「夜と霧」を読み終わり、あるチラシが来て「活性化」を謳う

(今日のところは、ここに感想は書いていないよ)



わけあって4時前に起きたので読み終えた。

さてと、NHK「こころの時代」でこの本がとりあげられていたとのことだったからYoutubeで見ようと思ったけど予告編みたいなところで止めた。

なぜならNHKの番組は生きる意味を見出せない人々への処方箋的に使う意図で作られていそうだったから。つまり、セラピーの道具としてフランクルの考え方を使うもの。でも本を読むと、フランクルは確かに強制収容される前からセラピーを考えていたにせよ、囚人にされた中での発見と解釈を書いているので本を書いた意図とはズレる。

ズレると言えば面白いことにこの本を出版した意図も著作の意図とずいぶん違ったものになっていれる。というのは長い解説が冒頭に付いていてそこには戦時の悲惨さが強調されている。この手の話では一般的なものだから仕方ないにしても、こちらもけっこうズレている。

周囲を気にしないでこれだけ読む方が良いと思った。

感想については後でどこかに書こうとは思う。が、もしかしたらもう一度読んでからにするかもしれない。



昨日、中学校の時の友人をラインの同窓会グループに誘うことができた。軽く30年位は会っていないので今度会うのが楽しみだ。その人は秀才気質なので真面目な話ができると予想。どう変わっているだろうか?



また、ある市会議員さんのビラがポストに入っていた。配達の方、ご足労ありがとうございます。(その議員さんの支持者でもその方の属する政党の支持者でもありませんが)

そこに「(市内のある産業の中心施設地域)の活性化を!」と見出しが書かれている。

まあ、そうだろう。そう言いたい気持ちはわかる、わかる。その場所は市がある大きな施設を作ってまあまあ賑わってはいるが十分とは言えない。駅から遠いのに駐車場が限られていて、そこへ行く道の幅も十分ではない。素人目にもそれはわかる。だからこれまで鳴かず飛ばずの観光地でずっとやってきていた。僅かにいくらかの飲食店が潰れずにやってこられた程度だ。

そこへ市がある企業に広い土地を売ったか貸したかで再開発的な動きが出てきた。当然と言えば当然だが、それがこの地域にとって良い方向へ行くのか、それとも逆かがわからない。なぜならどう再開発されるかが誰にもわからないからだ。

つまり、早い話、変化が怖いということだ。

これまで市が用意した施設でも、あるフロアを飲食できる場所にしようとしたら地域の飲食店が反対して今に至る。それで全体として観光客が増えたかというと??? そして商店街はシャッター通りになった。使われていない店舗や土地は使われないまま放って置かれていたし、宿泊施設も閉鎖となった。

さて、活性化って何?って話になる。

反対するのは簡単だ。ただし、反対して何も起こらなかった場合、既存の飲食店はこれまで通り生き残るかもしれないがこれ以上の繁栄はないだろう。つまり、飲食店単体の採算は合うだろうが、その周囲はこのまま、もしくは寂れて行く?

でももう方向性は決まってしまいこのままということは無い。結局、自分たちで何もして来なかったツケがお金持って来る再開発業者に漁夫の利を与えてしまったわけだ。お金があるうちに皆でどうにか力を合わせてやっていればと思わないではないが、飲食店どうしはライバルという一面もあるわけで、力合わせてってのは非現実的だっただろうか?

どうなることやら。
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