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もんく [とある港街の住人]

世の中、想像するよりイイカゲンなのかも

1ヶ月経ってやっとサイクルタイム表示器のセンサーが7個になった。1個だった時間が1ヶ月、もう永久にこのままか?と思っていたが少し前進。

実はずっと追加が無いかと思っていたのでESP 32の追加注文は遅めにしていた。だからまだ追加の50個が来ていない。

何が遅いって、電源追加工事。1ヶ月前に依頼出していたのが全然行われないでたまにメールでまだ?と送っていた。目の前に座っている男なんだが、言わないとズルズルなのでいつも半分諦めている。それにユーザーであるその先にいる者も別に要求しないどころかきっとやる気が無い。さらにその上の管理職だってやってるの知ってるくせに進捗も聞かないわけで、こりゃ放っておくしかないと言う感じ。

いや、待て待て、でもこれ完成しないと自分のやってる事が検証できないよ。とりあえず最後までやってみて自己評価まではしないと、と言うわけ。




自分はこの会社、ずっといたわけではないので他と比べてしまって違和感が大きい。前にいた会社(マレーシアの日系)の方がまだまともに物を作る会社だったと感じる。あのときは設計とかプロセス開発関係だったけれど、一応工程でかかる工数とかは先に計算して予定コストが出せていた。もちろん大きな番狂わせもあったけれど。そのおかげでいろいろ学ぶ事もできたし。

今のここはそれが全然ダメ。会社の中でそこが一番弱いポイントになっていそう。アイデアと実際の物の間を繋ぐものが何もない。開発と言う人が試験管レベルで組み立てたアイデアをマシンと作業にそのまま入れる感じ。だから途中の実現するためにする事が何もない。

これがなぜか1つ前に半年だけいて辞めたマレーシア企業と同じだった。そのマレーシア企業は化学製品の会社なので化学出身の人ばかり採用していて途中の工程に関する事は台湾などから機械買って終わり。機械のエンジニアは専門学校かどこか出て何も知らないレベルとかしか採っていなかった。

それでもちろん不良品の山。不良品をどうにかするためにまた機械を買っていたりした。全く意味がわからなかったが、販売力があったのでプロフィットだけはマレーシアNo.1だった。意味不明だ。

が、会社とか工場ってのはそれでも成り立つ事があるのだと言うのも学びの1つではある。世の中、想像するよりイイカゲンなのだ。
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