もんく [とある南端港街の住人になった人]

色より先に

先日、昔ながらのただの携帯電話を買いましたが実は世の中スマートフォンだらけになっています。

今日の日本のニュースではソフトバンクが新機種をたくさん発表していたりauもドコモも同じようです。日本の携帯電話の特徴はもうガラパゴスではありません。一番の特徴はやはり"色"です。外観色が多く用意されると言うことに尽きます。携帯電話会社のHPを見るとびっくりします。

マレーシアでは色の着いた携帯電話などSAMSUNGあたりがちょっと出しているだけでほとんど黒とかねずみ色です。あっても白まで。赤を持っている人など見たことがありません。まあ、私はそれをうらやましいとは思わないのですけれど、もしあれば選ぶことは選ぶはずです。



昨日の夜のニュースのトピックはアマゾンが新しい電子ブックリーダーのKindleを予想よりとても安い値段で出してきたことでした。AppleのiPadに対抗してなどと書かれていました。それが当たっているかどうかはわかりませんが。

それを見て、"またやられた"と思うメーカーさんは多いのではないでしょうか。

"また"と言うのはAppleに続いてと言う意味、"やられた"は物を作って売ると言う古来のビジネスモデルに対して"そう言うのもありか!"と言う意味です。アマゾンのようなところがこうした事をしてくれてはどうにも太刀打できません。なぜなら原価割れでkindleをばら撒いて後から元を取るので、"物を売る"だけのビジネスをしている会社にはそこまでできないからです。


結局、物を作って売る会社は中身が他社とほとんど同じなので"色"でとりあえず手を打つと言う対症療法しか採れないのです。


後はソニーがゲームと言う資産をどう生かせるかなのでしょうけれど、上手く行くのかどうか? と、"?"を付けてしまいたくなるのは、ソニーさんは書籍、音楽、ゲーム、映画など"軽い"ものだけをお手軽に扱おうとしているからです。実際それはもう他がやってしまっていますし、そっちはそっちでもっとメリットがあるわけですから、特徴としてはゲームがちょっと良さそうかなと言うことだけだと思うからです。あまりエキサイティングな感じがしないのです。


私がひそかに期待しているのはパナソニックさんの方です。

冷蔵庫とかアイロンとか洗濯機とか電子レンジ、電球などのドン臭くて重い物とちゃんと繋がってくれるスマートフォンやタブレットを作ってくれると良いなと。そうすれば"色"はは後回しで良いかなと思います。
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