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もんく [とある南端港街の住人になった人]

UPSの簡単スマート化

以前に普通のUPSをスマート化する方法を書いたことがあったけれど。あれはネットワーク経由で停電信号を送るもので、ネットワーク機器もUPSに繋ぐ必要があったので少しリスクがあった。今回は自動停止できるのは1台になるが直接シリアル接続でPCをシャットダウンできるように変えてみた。

ESP32に追加のUSBシリアルモジュールを追加。


基本のソフトはこんな感じ。これはまだPCに信号を送るだけで停電信号を受けるようにはしていない。停電信号を受けるには電圧センサーユニットからの信号を受けるようにするだけなので簡単。ここでは書いていない。



このUSBシリアルモジュールなのだけれど、不良品を買ってしまった。
不良品と言っても、大量に出回っているパターンミス品だそうで知らないで皆買ってしまうそうだ。ただ、パターンを1ヶ所切れば良いだけなので、切れば問題無く使える。

切ればね。



サイズ感はこう。


えらい細かい。できるのか?と思ったが、iPadのカメラで拡大して見ながらやればできた。結局5個やった。

ICの足の根元を狙ってカッターを下ろしてからグッと力を入れてちょっとだけ動かす。その後に同じ場所で少し手前に引くようにするとできる。最初にICの根元をやらないと表面の樹脂膜がぼろぼろしてどこを切っているか見えなくなる。

できたかどうかはUSBに接続して3.3V端子から3.3V出ていればOK。できていない場合は4Vを超えた電圧になっている。


電源のユニットはこう。

電圧センサーモジュールが電源ボックスに仕込んである。そこからESP32へはモジュール用の電源と信号線が伸びる。

PCではnode-Redでシリアルのモニタをする。

シリアル入力ノードはインストールが必要だけれど、serialportノードは完成度がイマイチらしい。エラーが出る。アンインストールもしにくい。なのでseirialport-wildcardでやってみた。

他に何もしないのであればswitchノードは不要。その場合、ESP32から送信する文字列は何でも良くなってしまう。まさかと思うが何かの間違いでノイズで何か送信されたようになってもPCはシャットダウンされる事になる。そんな事はあまり考えられないが。






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