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もんく [とある南端港街の住人になった人]

仕事に大事なのは情報発信なのだが.... マレーシア人ときたら

仕事で一番大事なものはやはり情報かと思う。

情報をそのまま実際のお金に換えるって人は最近インターネットの上などで増えてきているが、多くの場合それはお金には換わらない。工場なんかだと実際の物を作って売らないとお金にならない。なので大事なのは物を作ると言う事なのだが、実感としてはそれより情報だったりする。


うちの工場だと手を動かして仕事している人、たくんさんいる。ほとんどが外国から来た作業員さんたち。それを管理する人は多くがマレーシア人。中には外国人もいるが、ほどんどマレーシア人。

どうしてそうなってしまうかと言うと、外国人は期限が来たら帰国してしまうから。マレーシア人だってよく辞めるからそれほど違うかと言えばどうかな?と言うのはあるが、一度居つけばずっといるのでそうなっている。

それに、外国人と同じ給料だとマレーシア人は募集してもほとんど来ないし。


そう言う理由で管理者と作業者が分かれてしまっているのだけれども、人のレベルとしてはほとんど違わないと感じる。ネパール人でもバングラデシュ人でもパキスタン人でも、あまり教育レベルは高くないがマレーシア人と違うような感じはしない。

どう言う点で同じかと言うと、上に書いた情報と言う意味での事。バングラデシュ人等には情報と言っても作業者なのであまり多くは求めない。そこに参加してくれて作業を普通にやってくれればだいたいはOK。

対してマレーシア人は兎にも角にも管理者であって自分で手を動かす仕事でないので、役割としては情報の方がずっと大事になる。が、意識が作業員レベルからどうしても上がって来ないので困る。物が出来ていればOK、機械が動いていればOK、みたいなところにいる。


何かあった時にそれが他のところの誰に影響するからそっちに連絡を入れるとか、変更した今後の予定を言うとか、原因や結果はどうだとかこれからどう対処していくと宣言したり、または記録するう、そう言う事に全く気が回らないらしい。

そう言う事が全くできないのは生活習慣によるのか、教育なのか? 何しろ仕事が遅いのは手が遅いとか、何回もミスするとか、他人の足を引っ張る結果になるとか、そう言うのはこう言うところから来ている。
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