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もんく [とある南端港街の住人になった人]

英語熱

今日のSTAR誌の読者投稿欄に昨日のマレー語と英語に関する投稿があった。

匿名氏によればマレーシアは教育に投入されている金額は莫大で、実際に既にかなりの高度な教育が提供されているとのこと。(これは毎日新聞を眺めていると納得できる。詳細割愛。)だけれども、その教育の成果を外に(世界中に)向かって伝えることができないのは英語教育が充分でないせいだと言う。


これを読んで、まず感心するのは自国の教育が既に相当高度なものになっていると言う自信が伝わって来ることだろう。実態を知らないのでどの程度の割合でどの程度の教育を多くの人が受けているかはここで言えるものでないが、望めばほとんど誰でも大学教育を受けられる日本であってもそれほど自信を持って同じことは言えないだろうと思う。

そして英語教育がプアだから世界に言葉を発することができないと言うのは、日本に比べてかなり多くの人が正式ではないにしろ英語を話す国にしては驚かされる表現だと思った。KFCに貼ってある子供向けのキャンペーンポスターでさへ全て英語で書かれているし、土日の朝の子供向けテレビ番組も英語が使われるもののあると言うのに。

日本では世界に声を発するのに必要だから英語をなどと言う人はあまりいないし、まず世界に向かって声をあげようと思う者も少ないかもしれない。マレーシア恐るべしである。


ただ、多少クリティカルな見方をするならば世界がそれによって均一化してしまわないようにしたいものだ。
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