もんく [とある南端港街の住人になった人]

目標の立て方

2011年も明けてもうすぐ1ヶ月経とうとしている。

元旦に体重を落とそうかなと思ったけれど、これは目標にはならないな、と考え直した。

体重を減らすのが難しいから後悔したと言うわけではない。目標の立て方がそもそもおかしいと気付いたからだ。結果は目標にはならないのだと。



例えば、「今年は健康でいこう!」と新年に誓ったとする。

健康でいくとはどうすれば良いのだろう? 運動、早寝早起き、ジャンクフードを食べない、毎日血圧と脈拍を測る、心配はしない、ラジオ体操をする、歯をみがく、寒いときは服を着る、乾布摩擦、タバコを止める.....。それを考えるだけで1年かかってしまう。実際、健康でいると言うことはいったい何をすれば良いのか目標を立てた時点で本人にもわからないだろう。

「お金持ちになろう」と言うのが目標だったとして、モデルになる人は世の中にたくさんいるがどの人も全部違ったやりかたでそうなっている。これもあまりに結果を目標にし過ぎている。


仕事でもそうした目標はたくさんある。

「品質を良くしよう」と目標をたててみんなで朝それを唱和する。
でも品質は良くはならない。それは結果であってコントロールできるものではないからだ。こうした経験は製造業ではよくあることだ。

「売り上げを増やそう」と言う目標を立てたとする。
でも売り上げは増えることもあるが後から売れ残り商品がたくさん返品されたりする。これもコントロールできない結果を目標にしてしまった結果と言えるだろう。



では何を目標にすべきか。

これはやはりある方向へ向けた"正しい行い"しか無いだろうと思う。

自分の行動であればこれはコントロールできる。とても簡単に言ってしまえば、それができるのは"大人だから"だ。元も子もないが、行動なら誰にでもある程度コントロールできる。手足を動かすとか何かをするために時間を割くとか予定表を書いてからそれをやってみるような事だ。


年明けからもう1ヶ月になろうとしているところで、遅いけれどそう思った。
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