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もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「大隻人Running on Karma」(マッスルモンク)-手帳のアイデア

気に入った手帳が無くて自分で作った事があります。

1ページを10等分に分けるように縦線を書く。
左から7つの行は今週分のスケジュールやメモを書くところ。
次の8つ目の行は今月分の予定を書くところ。
9つ目の行は3ヶ月以内の分の予定を書くところ。
10番目は今年の予定や目標を書くところです。


市販されている普通の手帳では半年後にアクセスしようとすれば半年分だけページを移動します。移動したページには半年後の日付が今現在のページと同じように整然と並んでいます。

でも、今から半年後の予定ですから5月25日午前中などと言うように、今週の予定と同じスケールで考える事はできません。だいたい5月の後半あたりとか、その月の天気が良さそうな週に、程度です。

人間は近くの事がよく見えますが少し先の事は少し見えにくくなって、さらに遠くはぼんやりとしか見えません。手帳も人間の視線に合わせておいた方が便利ですから。


ところで、人間は前世ほどの遠くは見る事ができません。
そして現在の行いがどのような形で未来に業となって影響するかもわかりません。
業の考え方の中では、良いと思ってしている事が後に悪い影響を残す事もあります。悪人を懲らしめると言うたった今の「良き行い」は後世に恨みやさらなる暴力を残すのです。

業と言う考え方に拠らずともこれは現在起こっている世界情勢を見れば同じ事が言えるのではないでしょうか。恨みや暴力の連鎖は世界から絶えることは無いのですから。




ところでこの映画、中国に入った香港でよく公開できたものだと思います。中国本土では公開されたのでしょうか?

人を多く殺した日本兵の業、これは死に値するものですがこの暴力の連鎖を終わらせるには「自らの行いを変えるしかない」としています。近年の中国の政治はそれと全く反対の考え方で突き進んでいますからこの映画は反国家的主張に見えなくもありません。この映画の隠れた主張が中国のみならず多くの人々にわかってもらえると良いのですが。


(結果:後世に悪の連鎖を残さないような行いを手帳に書きましょう。エンターテインメント以外の部分も良い映画だと思います。)

配給会社 宣伝担当 御中
「坊主、マッスルで業を断つ!」は変ですね。マッスルでは業を断つ事ができなかったお話じゃないですか。もう少し注意深く宣伝された方が宜しいかと思います。
(これ、見てないでしょうけど一応言わせていただきます。)


追加
全然関係ないのですが、私はインドネシアの街を歩いているとアンディと間違われます。「いいえ、あれは私の弟です。貧乏だった私の父母が私を日本に養子に出しました。彼には未だ会った事は無いのです。」と説明すると「可哀想に」と言ってくれます。冗談であまり深刻になられると困るのですぐウソをばらしますけれどね。

コメント一覧

Unknown
http://blog4.fc2.com/greenhouse
トラックバックありがとうございます。

『マッスルモンク』について鋭い考察ですね。面白かったです。

また時々覗かせてもらいます。

yumi
はじめまして。時々覗かせてもらってます。

「アンディ」に似ているんですか?ぜひ写真を載せて下さい。
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