見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

物への思い

昨日書いたスピーカーの件だが、久しぶりにYahooオークション覗いてみたらけっこうあった。たぶんあの時代のマニアの方々が多く亡くなられたのだろう。それとともに物も朽ちていく。でも、もし落札できたらその物の寿命の尻尾の部分をちょっとだけ味わせて頂こうと考えている。どうなる事やら。


ところで活断層ハウスのゴミの一部をメルカリで売っているが、まあまあ売れている。面白い事に捨てようかと思ってまとめて置いた中からすんでのところで救い出されたよくわからない価値の無さそうな物ばかりが売れる。しかもそうした物に限って高く売れる。確かにメルカリのようなフリマサイトでしか見つからない物ではある。

傷付いてバンドも無い腕時計、腕時計の箱だけ、誰も書いそうになくて古書店も値段を付けられない本、なんとか文庫の100冊の冊子、時代遅れになって絶対に使えない小型キーボード、古い玩具、数十年前の献血バッジ、昔の社章などなど。どうやら現生の生産性とは無縁の個人的な思いが渦巻いているらしい。八百万の神々が宿るのだろうか?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本でニャー2023」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事