昨日書いたスピーカーの件だが、久しぶりにYahooオークション覗いてみたらけっこうあった。たぶんあの時代のマニアの方々が多く亡くなられたのだろう。それとともに物も朽ちていく。でも、もし落札できたらその物の寿命の尻尾の部分をちょっとだけ味わせて頂こうと考えている。どうなる事やら。
ところで活断層ハウスのゴミの一部をメルカリで売っているが、まあまあ売れている。面白い事に捨てようかと思ってまとめて置いた中からすんでのところで救い出されたよくわからない価値の無さそうな物ばかりが売れる。しかもそうした物に限って高く売れる。確かにメルカリのようなフリマサイトでしか見つからない物ではある。
傷付いてバンドも無い腕時計、腕時計の箱だけ、誰も書いそうになくて古書店も値段を付けられない本、なんとか文庫の100冊の冊子、時代遅れになって絶対に使えない小型キーボード、古い玩具、数十年前の献血バッジ、昔の社章などなど。どうやら現生の生産性とは無縁の個人的な思いが渦巻いているらしい。八百万の神々が宿るのだろうか?