あと1日経つと地球は太陽の周りを1周して去年と同じあたりに戻ってきたことになる・・・らしい。
それはあくまで「らしい」だ。なぜなら自分で見て確かめられないから。明日31日の24時に夜空に描かれたゴールラインがスーッと通り過ぎるのが見える、わけがない。見えたら面白いのだけれど、絶対にそんなことはない。
それにしても昔の人は人工衛星もロケットも望遠鏡も無いのに1年がある一定の長さだとよく見抜いたものだ。そもそも1年という周期があるとカレンダーが作られていない時代にわかるものなのだろうか?今の自分は感じるより先に教えてもらっているからそんなものだと思っているが、誰も教えないということは誰かが発見しなければならないわけだし、今感じている冬という現象が前に感じた冬の再来で、その前に来た冬のさらに再来だと認識しておかなければそんな発見すら無いだろうに。周期があるとわかるには数えなければならず、記録もしなければならない。
すごいな、人類。
自分だったらぼーっと過ごしてしまって一生何も気付けないまま死んでいく・・・そっちの方の自信はある。みなさんはいかがだろう?
何はともかく、地球は今年が始まった場所へちゃんと戻る「らしい」。本当か嘘かは知らない。でも、まあ、なんとなく戻るところまで確認できそうではある。それはきっとめでたい事に違いない。なんとなくそう思う。