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もんく [とある南端港街の住人になった人]

ちょっとだけパソコン事情 in KL

KLには秋葉原は無いが、秋葉原が1つのビルに入ったようなLowYetPlazaと言うビルがある。

面積も階層もかなり規模のビルだ。中は雑居でメーカー直のテナントも個人経営の本当に小さなテナントも同居していて、外から見る限り値段も品揃えも何も優劣があるようには思えない。その中からどうやって実際に商品を買う店を選び出すのか疑問だが、多分何かあるのだろう。

今のトレンドはネットブックらしく、どこでもネットブックを全面に並べている。台湾メーカー製が主なのはもちろん安いからだろう。HP製も人気があるらしい。マレーシアの新聞広告に折込をいれているDELLはほとんど直営店だけにしかない。

ふと気づくとソフトウェアを売っている店が全然無い。マイクロソフトのブースはあるがそれ以外はカペルスキーの箱が出ている程度。どこでソフトを買っているんだろうと思っていると、店の白黒A4コピーの紙に読めるかどうかのちっちゃい文字でメモリやCPUやその他の部品とともにAdobeなどの有名ソフトがいくつか記入されているのを発見。多分、PCを買うときなどにいっしょにインストールしてもらうと言うことなのだろう。台湾などと同じかもしれない。

さらにLowYetの隣にもその続きのような寂れたビルがあり、こっちはもっと秋葉原っぽいところだが、そこにはやはりコピーソフトをカタログ販売している店が数店あった。やっぱりな。寂れたところにはあるものだ。有名ソフトがたくさんあった。

紀伊國屋書店が一番ここでは大きいのだろうと思うがそこを見ると、コンピュータ関係は専門的な本が多いようで日本のようにオタク向けはほとんど無いみたいだった。雑誌はアメリカ系のものばかりでそっちの情報を追うんだろうけれど、PCが末端まで普及するこれからかなあと思う。今は普通の人はゲームとネットブックの機能だけで生きていけるのかもしれない。

もちろんPuppyの情報なんて一つもあるわけない。
まだまだコピーソフトを使いつづけるんだろうなあ。

東南アジアのJob-Bankでもxls形式のファイルを当然のように送ってくるけれど、それを買う日本円にして数万円はこの国ではどう考えたって高い(もちろん一般の日本人にも高い)わけで、先進国の人がそれを何も考えずに使い続けると言うのはソフトを作る方にとっても使う方にとっても良いことなのだろうか?と感じざるを得ないなあ。

日本ではパソコンがちょっと古くなると当然のように新しいのを買うけれど、捨てられるパソコンはこちらで売られていてそれは結構高いスペックのものと認識されて売られているらしい。我々は金銭的に(だけは)恵まれている分、もうちょっと使い方を考えた方が良いんじゃないかなあとも思う。新しいのをどんどん買ってそこにオマケで入っているソフト(それにもお金を払っているけれど気づかないだけ)を当然のように使うのは世界の人とネットワークでつながって生きていくことを考えるとどうなんだろう.............それがデファクトスタンダードだからってのはなあ.........

我々は恵まれている分、そろそろ率先してオープンソースを使うのが良いように思うんだけれど。オープンソースはWindowsみたいに怖くないのにねえ。


追加
LowYetじゃなくてLowYatだった。どうしても音で覚えるから間違えます。
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