諦めた理由はいくつかのソフトを設定した事で万一システムが破損した時の復旧が難しくなってしまった事と、保存ファイルのサイズが大きくなってしまってバックアップがし難くなるだろうとの予測に加えてメモリサイズとの関係で少し不安定気味な感じがしたため。
入れたソフトは1)Grafana、これはバイナリのアーカイブでシステムからは離れた/mnt/sda2に置き/root/Startupに起動のためのスクリプトを置いた。2)influxdb、これはdebファイルで入れてもインストールされるファイルが多くなかったので、grafanaとは違うやり方にした。3)node.jsは多少古いがパッケージマネージャーから入れた。4)Node-RED、これはいろいろやってみたがインストールできなかった。コア部分だけ入ったようだったが使えるまでには至らず。
Puppy bionicpup8は当初USBかDVDで起動しようかと考えていたが例によってPCの起動が変なのでWindowsが入っているのと違うパーティションにFrigalインストールして入れた。通常のやり方ではインストールできなかったので全部手動でファイルをコピーし、Windowsブートローダーにgrub4dosを起動させた上での2段階起動とした。
1つ1つはそれほどの事でもないけれど、壊れた時の復旧を考えると無理だろう。なのでUbuntuとWindowsのデュアルブートにするかそれともWindowsだけでやるかちょっと考える事にした。
先日からネットワークセキュリティの事をちょっと書いているが、専任のシステム担当者がいない規模の会社で、それもマレーシアのような場所だとちゃんとやるには困難だなと思う。この工場もそれに当てはまる規模なのだけれど、それでもセキュリティ界では有名ベンダーのファイアーウォール製品を使っている。
機能は充実しているので一見良さそうだけれど、まず第一に「使いこなせない」のが問題だ。簡単な取説はあるけれども、その簡単なやり方だと家庭用のルーターとそんなに違わない。高いのに。
家庭用よりダメなのは電源を落とす時にパソコンのように手順を踏んだシャットダウンが必要で、それをせずスイッチをOFFするとシステムが壊れる可能性がある事。つまり、マレーシアのように停電が多い地域ではとても危険なのだ。それに世の中の企業に多く普及しているせいでその脆弱性を狙われるらしく、アップデートもWindowsのようにある。って事は、この機器を入れた事で安心になったのか、心配事が1つ増えたのか分からなくなっている。専任なしで中小企業gqをんな事を仕事の合間にセキュリティ機器のメンテもしなければならないのはどうなんだろう?
そんな事にコストかけるのならもっとやれる事はたくさんあると思うのだが...
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