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もんく [とある南端港街の住人になった人]

誰も何も考えないバカ集団になる

昨日の喧嘩の件で、会社は当事者2人を2週間の出勤停止にすると言った。

ああ、また何も考えないで喧嘩イコール処分と言う構造だなとすぐにわかった。と言うのも、夜勤明けに2人を呼んで話を聞いて、その直後に2週間と言ったからだ。つまり、予め処分内容は決めてあったと言う事。彼らの話を聞くなど形式に過ぎず、証拠も無いうちからそれだけ決めていたのだ。

それで、どう言う審査の内容かメールで聞いてみた。返って来た返事はCCTVの画像とそこにいた人間から話を聞いたとなっていた。ウソつけ! 夜勤からバスで帰る人間にそんなに詳しく話など聞けるわけがない。しかも聞いたとしても、審査内容を何も言う事が出来ないと言うアホさ加減。

要は何も考えていないのだ。(いつものように)


前にも昼に酒を飲んだと言ってカンカンに怒って責めて、結局医者に行ってアルコール検出されなかった事件があった。あの時と同じ事だ。バカみたいに単純で、証拠も集めなければ審議も無い。欠席裁判どころかただ権力振りかざすだけ。


こうした考えない習慣は連鎖しやすい。

金曜の朝は週に1回の夜勤、日勤集まっての朝の集会がある。その中で生産のスーパーバイザーがこの件について言った。規律は守らないろいけない。暴力をふるったり喧嘩をするのはいけないと言うような。

聞くだに悲しい。結局、喧嘩した者は規律を守れない単純な違反者と言う事になってしまった。悪者だ。つい昨日まで一緒に働いていた者が、この基準に照らされて一瞬で悪人に突き落とされた。


逆に、こうしてここでは全部が全員、ものを考えないバカ集団になったとも言える。


こうした事はここばかりじゃなく、一般社会でも起きている。
誰も何も考えなくなる瞬間はどこにでもある。
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