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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

生まれて初めての体験に付き合う

今度新しい通訳が仕事場に入って来た。若いチャイニーズで、ちょっと前まで日本の大学に行っていたそう。まあ、自分の為の通訳じゃないので特に何も引っかかりは無いわけだけれど、お昼の時刻なのでそれをおしえたら一緒に行くと言う。

いやいや、君はチャイニーズだし他のスタッフが車で中華食堂に行くだろうから乗って行けば良いんだよと教えた。が、それでも一緒に行くと言うのであえて反対する理由もない。歩いてマレー食堂に行く。

店に並んでいる作り置きの食べ物を見せ、これで大丈夫?と聞くと大丈夫と言う。わざわざ聞くのはチャイニーズには時々マレー食堂のようなのを不衛生に感じる人がいるからだ。もっともイメージだけの事でそれに根拠は無いが。

置いてある大皿に御飯を自分でとる。その後おかずを選んでそれも自分で皿に乗せる。スプーンとフォークをとって、後は飲み物が必要なら氷を保存ケースからママゴトで使いそうな色のプラスチックのコップに入れる。冷蔵庫からコーラを持って来たりしても良いし、水入れから水を注いでも良い。


どう、食べられる? 初めての食堂だし、何しろチャイニーズなので食べられる味のレンジが狭いかもしれないのだ。中国人、椅子以外の四つ脚なら何でも食べると言うけれど、実は許容できる味の範囲はけっこう狭い。(だからパック旅行ではどの国でも必ず焼肉なのだ。)

通訳、意外に美味しいですね、ときれいな日本語で言う。

ここまでなら誰も驚かない。日本語がきれいだろうと、意外に美味いと言おうと驚かない。が、次の言葉にはかなりの驚きを感じないわけにはいかなかった。

生まれて初めてマレーの料理を食べました。


おーーーーーい!
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