もんく [とある南端港街の住人になった人]

0522 KL

KL到着
台北を朝8時過ぎの中華航空機に乗って日本で最新のハリウッド映画1本(※1)と全く知らない映画(※2)1本を見たら丁度黒川記章作、KLエアポートに降り立った。中華航空にしては巧いパイロットだった。

※1:グラン・トリノ.......いいぞ!、※2:インクハート

KLエクスプレスに切符を買わずに乗るとドア近くの座席に1人で座っていた黒っぽい服装のマレー人が席を空けてくれた。ボルネオからビジネスで来たとのこと。これからBukitBintangに行って安いホテルを探すと言うとそれじゃあ一緒に行こうと言う。

そこからの話を全部書くと長くなるのでかいつまんでしまうと、そのタクシー代、今夜のホテル(高級でもないが安くないだろう)、屋台のタイ料理の晩飯(屋台と言っても安くはない)、夜食にフルーツの差入れとみーんな出してくれた。

普通、こう言う美味い話は危険なのでホイホイ乗ってしまう事はできないのだが、よく聞くと若くして会社のオーナーなのだとか。名刺には会社の名称と同じミドルネームは書かないで営業しているのだそうだ。そうまでしてもらっても気の利いた話もできなくて申し訳ない気持ちだが、まあ仕方ない、と開きなおって適当に話をいろいろしてみる。語彙力が無くてもこう言う場面では何か話すものだ。これが英語を一通り習い終わってからだとどんなものだろう?

このホテルに到着してから明日からのホテル探しとスクールの下見に出る。

多くの観光客が探すであろうエリアを一通り回ってみたが、値段と部屋のバランスがイマイチで決めかねてしまった。仕方なく少し寂しい方に分け入るとやっと中国人経営らしき”富士山”ホテルを見付けた。名前が変だが他に無いので仕方なくその部屋もチェックさせてもらう。1泊78リンギットでこの部屋だとまあ、良くは無いが悪くもないと言うことで交渉するがフロントのお兄ちゃんではダメなので携帯電話でオーナーと直接話すことになった。

1週間前払いなら68リンギットに負けてやるとマレー語で言うのをよくわからないふりをしていたら、おまえはどこから来たのだと言うので日本からだと言って返す、だから日本人向けのプロモーションで60にしてくれと言うとあっさりOKになってしまった。だったら50と言えば良かったかもしれない。これだと1ヶ月1800リンギットで予算より600もオーバーだが仕方ない。

東南アジアは毎回こんなことから始まるわけだが、あっ、いやいや台湾での仕事でもこんな感じだったなあ。そうしてみると言葉が分かるとか分からないとかってのがあまり気にならない位に分からないのが普通に受け入れられるわけで、そう言うコンプレックスのような思考ってのは日本と言う場所に居ると言う事から来るものなんだなあと、何だか思えて来た。なのに英語を習いに来たのもたしかに変なのだが。

ホテルに帰ってネットは継らないがブログにアップできるようにパソコンをONにしたが、何故か画面が明るくもならず。電圧も周波数も間違っていないのに。しばらくすると回復したのでホテルの電圧が低いことがあるのかもしれない。ちょっと危険だ。(実はこのPC内のほとんどのファイルはネット上にもコピーがある。外出先でパソコンは壊れるものだから。)でもこのホテルは今夜だけだけれど。アラブ系のホテルってのは初めてだがけっこう良いかもしれない。だが内装が中華なのは不思議だ。(後から考えたらバンコクでもアラブ系ホテルは1回だけ泊まっていた。エレベータが金色だった。なぜあそこに泊まったのかは忘れた。)

ところでスクールはKLプラザと言う大きなショッピングモールであったと思しきビル(だがほとんど空き)の3Fに入っていて聞こうにも人がいなくて捜し出すのに苦労した。この大都会にこんなゴーストタウンがあるなんてびっくりだ。ここは東京で言えば銀座のようなところだと誰か言ってたのだけれど。

ところで、今日のいろいろな出来事は幸運なのか、それとも..........
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