蝶豆の日本での育て方を調べていた。そんなに難しいものではなかった。土に豆を埋めて水をやるだけ。たくさん花を採りたいなら小さい時に摘心するとか。
豆はどの豆もだいたいそうだが、乾燥させる事ができる.乾燥すると豆によってはしわしわになる。それでも水をやると芽が出る。どうして乾燥していても生き残れるのか?大したものだ。砂漠に撒かれても100年後に水があれば芽を出せるらしい。
人の心はしわしわの豆のようなのが多い。たくさんの豆が萎縮してしわしわ。本当の豆と違って100年経って芽を出せはしないが。どうしてそんなにしわしわでいるのか? 食べ物十分、水十分、楽しみ十分、いろいろ何でも用意されていて生きていられるのになぜかしわしわ。自分でも理由がわからない。自分がしわしわ、隣の豆もしわしわ、その向こうの豆もしわしわ。たまにぷっくりと太った豆はあるが、自分と何が違うのか? 芽を出して青空にせいせいと、風に葉をそよがせる事もない。