もんく [とある南端港街の住人になった人]

職場見学

近所に住むFさん、毎朝7時に帰宅する。

カブを駐車場に止めて階段を上がるとすぐのところが彼のユニットだ。帰宅すると家の前に大きな長靴を脱ぐのですぐにわかる。こちらはほとんど同じ時刻に出勤するのでたまにあいさつを交わす。Fさんはその後小学生の子供を同じカブで学校に送りながらまた仕事に出るようだ。

そんな早朝から仕事をしているのだからたぶん市場の仕事だろうなと思っていた。きっと八百屋だろうと。キャサリンさんは魚屋だと思っていた。魚屋だったら臭いでわかるのじゃないか?


この近くの市場と言えば、スバンジャヤのSS15にある。今朝は食事も兼ねてそこを探検してみた。スズキ君に乗って10分ほどだ。

それほど大きくない市場の中を一周してもFさんは見つからなかったので一度その上の階にある食堂でごはんを食べる。外もちょっと散歩してさらにもう1回市場にはいる。市場の中は野菜コーナー、魚コーナー、肉コーナーに分かれていて、中央の通路が肉コーナーになっている。


その通路の真ん中まで行くと、Fさん家の長男がいた。彼の前のツヤツヤの白いタイルでできた台の上に真っ白な鶏肉が整然と置かれていて買われるのを待っている。ちょうどFさんはいなかったが間違いないだろう。Fさんは鶏肉屋さんだった。予想は外れた。長男に聞くとここが親父の店だと言う。


そのうちまたご飯を食べに行ったついでに寄ってみよう。




ドメイン名は何にしょうかなあ?
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