Book1を経てここまでたどり着くのが長かった。
Book1と2は短く統合して1冊にしてくれてもよかったのじゃないかとも思う。
Book1では村上流に物で人を形容するのが面倒臭い感じがしていた。なぜならその部分が長すぎてなかなか本題に入らないからだ。時代を表すのに物を使うのかと思っていたが結局作家の得意芸なのかクセなのか、だいたいそんなところだと思う。
ジャッキーチェンのアクション・シーンがその映画のストーリーと無関係に長いのはそのシーンがジャッキーチェンのために作られるからであるが、それと同じでこの作家の物による形容は作家のためにあると見なして良いように思う。
とりあえず、Book2の後半のそれも最後の方になってこの作品が書かれた意味が見え始めてきた。ただ、国際交流基金は政権が代わった関係上このBook3を買う予算が無いらしいので、この続きが何時読めるのかは不明。
近くのショッピング・モールにiPhone4が売れれていた。値段は3380リンギットで日本円にすると10万円になる。(simロックしていないと書かれていた。)どのバージョンか聞くのを忘れたけれど、高い!香港とかシンガポール、またはオーストラリアから運ばれてきたものだろう。
ショッピング・モールを歩いていると斜め後方から声がするので振り返るといっしょに歩いていたキャサリンさんを呼び止めたようだった。同じアパートに住む女性だ。頭からすっぽりと黒い布をかぶっていて目鼻立ちがとてもくっきりしていてどうみても中東方面の人だ。
その人はアパートに家族で住んでいるようだけれど身なりからも車からも、そして体型からも裕福そうな香りが漂う。朝アパートの中を散歩していたり、どこからか大きなバナナの房、日本風に言うあのサイズの房ではなくバナナの木からその全体をもぎ取ってきたサイズの房であるが、それを持ってきて分けてくれようとするそうだ。あちら方面の人はスケールが大きいらしい。
その人はショッピング・モール内で女性向けの衣料品の店をやっていると言う。ちょっと見たところきらびやかで上品な趣味の店だった。ただ完全に中東女性向けではなく、インドネシアの布やマレーシアやインドその他多くの地域から趣味的に統一されたものになるように選び出して仕入れているように見える。もしかしたら布を仕入れて作らせているものもあるのかと思う。
どうみても外国人なのにどうしてそんなに自由に振舞えるのかちょっと不思議やら、うらやましいやら。キャサリンさんにそんな知り合いがいた事も驚きである。
また、どうやって話が通じるのか現場を見てみたい気もするが、一番必要なのはやはり言葉じゃないのだなあ、とも思う。
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