経済飯のところでご飯をもらって野菜と肉を1種類づつ自分で皿に盛る。値段は1人RM6とまあ、安めで済む。テーブルに持って行って食べ始めると足元に子猫が。続いて親猫も。店員さんに足で移動させられてもまた来る。店員さんは別に酷い事しているわけじゃなくて猫が嫌いな客もいるからやっているだけ。
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そうして食べていると、フードコートではいつもの事だけれど飲み物の注文を取りに来る。飲み物はフードコート全体の経営者がやっていて、注文を取りに来るのはそこで雇われている外国人。彼らは食器を下げたりもしているけど、たぶん飲み物の注文を取るといくらかお金になるのだと思う。今回スープが付いていたの飲み物は要らないよにした。
少し食べてからキャサリンさんが言う。コピアイスクランマニス頼もう。ああ、そうだね?
(コピ=コーヒー、クラン=少なめ、マニス=甘み)
キャサリンさん、普段は感情の起伏の激しい怒りンボ。怒り出すと手がつけられないのだけれど、根はとても良い人なのだ。この注文の意図は、そこで働く外国人の女性がお客さんが少なくて実入りが少ないだろうと気遣っっての事だった。驚く。
怒りンボの人って、人間関係の基準が家庭とか親子のままだ。怒るってのは相手を無理矢理変えるやり方で、合議とか納得と言う事が無い。感情を表に出して相手を変えられるのは親子のようなどうしようもない関係の時だけなのだが、それを引きずっている。例えば上司が怒る場合、それは上と下と言うどうしようもない関係にあるから成立すると思ってやるわけで、実際はそうじゃない。勝手にできると思い込んでいるだけだ。これが取引先だと無理だ。
でも、仕方ないと思うのは、こう言う現象は日本全体でそうなっていて誰もそれを疑問に感じない事。政治家も高学歴のコメンテーターだって、中には学者や医者だって感情的だ。やっぱ全体的に親子関係の中の甘えが抜けてないのだ。それが国民性だからどうにもならない。国がダメになっても日本は平和だと思う。
まあ、根は親切で良い人なのだ。