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もんく [とある南端港街の住人になった人]

通訳君の不満

今日、帰りがけに通訳に話かけられた。

何をかと言うと、それは現場管理人の仕事について。
彼には好きにして良いよ、と言ってあるのでこちらの現場管理人の仕事に指示を与えるのも許している。そしてその通訳君が現場管理人に何を望んでいるかと言うと、整理整頓的な事である。

そう言うのは外部の人にとって一番目に付きやすいところであるし、さっさとやっていないといけないので、じゃ、それやらしてみてねとなっている。さて、彼の通訳君言うに、現場管理人、報告書らしきものは送って来てるけれど、実行が伴っていないと不満。

そうだろ、そうだろ、と言ったところ。なぜかと言うと、こうこうここに問題があるので改善して下さい。そして報告してと言うと、一所懸命報告を書いたりして送って来る。が、報告するって事が仕事になってしまって実行が仕事にならないと言う状態になる。これはこれまで何度も経験している事で、何かやって報告しないといけないとなると報告だけ作って中身無しなのだ。

簡単に言うと、命令者に良い顔ができれば良いと言うだけなのだ。

そんな事で騙される人は誰もいないわけで、管理人は仕事できないヤツ、となって終わる。これ、とってもマレーシア的。そんなものだ。さあ、通訳君、次はどんな手を?、と言うわけだけど、待ってるわけにも行かない。



ところで、この指摘して実行させると言う方法の欠点は、結局言われた事をやれば済むと言う構造になっている事かなと思う。上司に良い顔する人の特徴は親に宿題やれ、勉強やれと言われる子供と同じだ。言われた事をやるかやっている振りをすると言った親は安心するだろうと思う。でも絶対自分から動くって事は無い。言われないとやらないし相手が気付かない事は放っておく。

ならば、やる事を探させると言う手はどうか? 立場を変えさせる。あまり上手く行かないかもしれないが....
続く(そのうち)
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