プレーヤーのオートモードで針の落ちる位置がズレている件で裏蓋を開けて調べてみた。
写真は裏蓋を開けたところにあるスイッチ部の下側。この鉄板の奥にレコードサイズを選ぶ回転式切り替え機があって、そこにある小さいプラスチック部品にヒビが入っていて、切り替えするとヒビが開いてしまうのが原因だった。明日瞬間接着剤か何かで固定してみようと考えている。
また、プレーヤーの足、俗にインシュレーターというが、1個中心にあるネジがゴムから外れてしまった。ゴムももう劣化しているので足4つとも交換するか自作で何かしたい。
ところで、今日は朝から近所の方のレコードを預かってきてカセットテープに録音して戻した。レコードは持っていてもプレーヤーが既に壊れてしまって聞けないのだった。喜んでいただいてよかった。買った甲斐があるというもの。
録音だが、プレーヤーを昨日来たソニーのアンプに繋げて、テープ録音出力端子からラジカセのAUXに入れて録音した。RCAから3.5mmステレオピンプラグに変換するケーブルを使用した。
ふっと気付く。録音レベルの調整はしなくて良いのか?ラジカセにはレベル調整は無いし、アンプの出力はボリュームを通過していない。大丈夫なのか?
昔、カセットデッキで録音する時には録音レベル調整のボリュームはあった。大きな音をできるだけ大きく、そして歪まないレベルで抑える必要があった。抑えすぎると音が小さく録音されるだけでなく小さな音がノイズに埋まってしまう。はて、なぜこのラジカセには録音レベル調整が無い?
考えてみれば、実はレベル調整は要らなかったのではなだろうか?
その理由はプレーヤーでもCDデッキでもチューナーでも出力のレベルはだいたい決まっている。電圧という値で。ならばその一番上の電圧が一番大きな音のレベルになるはずだから、電圧の幅はわかっている。わかっている幅を特性のわかっているテープに録音するのだから調整する必要なんてないのだ。
それじゃ、あの、昔やっていたレベル調整って何だったの?もしかして、レベル調整ノブの位置は真ん中に合わせておけばそれで良かったのではないか?無駄なことやっていたのではないか?
あ〜あ・・・
気付くまでに何十年だよ!