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もんく [とある南端港街の住人になった人]

仕方ないだろう病

仕方ないだろう病と言うのがマレーシアには蔓延している。あれがこうだから仕方ない、これはできない。あいつがああ言うから仕方ない、こんなものだ。それが仕方ない病である。

昨日、現場管理人2人が試験中にいない。けっこう長い時間いない。トイレで下痢してるにしても2人いっぺんに下痢はおかしい。作業員に聞いてもわからないと言う。後で聞くと人事に呼ばれてミーティングをしていたと言う。どんな重要なミーティングがと思えばバーベキューパーティーについてだ。ホワイトボードにカンビン(羊肉)がどれだけ、アヤム(鶏肉)がどれだけなどと書いてあった。

お前たち、今何やってるかわかってるのか!? これで良いと思ってるのか?と言うと、いけないとは言う。が、そのうちの1人、今朝は現場に来ない。他でデータ入力やら細々とした仕事があるとか無いとか。それで来ない気なら今後出社に及ばずとメッセージを入れる。

謝罪のメッセージが帰ってくる。それに対して返信するのもアリかも知れないが、そんな事に時間を使う自体、こちらの本来の仕事では無いのである。つまり、放っておく。返信はしない。もし来週火曜日、(月曜は公休なので)またこうした事が発生するのであればどうしようか?

そう、誰かに呼ばれてXXがあるからこっちの仕事はできないよ、仕方ないじゃん。これは本当にマレーシアの根深い病気なのだ。どこにでもある。少なくともここでは撲滅しないといけない。ちょっと厳しいかもしれないが、将来の事を考えればビジネスマンとしての態度は必要なのだ。
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