OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

偶然

2006年07月02日 | つぶやき
7月1日(土)に面白いことがありました。

名古屋を中心に日本全国で活躍しているロックオルガニストのMさんが改造の為に当店に預けていたハモンドL型を取りに来ました。主な改造はマニュアルベースをするために下鍵盤に16フィートのドローバーを取り付けることと、全国のツアーで使うためサイクルコンバーターを取り付けることでした。

ロックキーボーデイストでベースを自分で演奏するMさんに親近感を覚えました、私の大好きなロックオルガニスト、リー.マイケルズと同じなのでそれはともかく、Mさんが倉庫でLを受け取り事務所に寄った時丁度小野みどりのレッスンを受けていた和田信さんと顔をあわせました。

和田さんもLをポータブルにしたポーターBをライブ用に購入し、購入条件がマニュアルベースが出来るように下鍵盤に16フィートのドローバーを取り付けることでした。ジャズとロック、フィールドは違いますがトーンホイールオルガンにこだわる2人が同種類のオルガンを同じ改造をし(この改造をしたのはこの2人のみ)事務所で偶然に顔をあわす!神様も粋な事をします。

名古屋がホームグランドのMさんに同じ名古屋の「オルガン大王」成瀬さんのビデオをみせると凄いプレイ、凄いパフォーマンスと感激していました、ジャズのプレイヤーに見せると白い目で見られる事が多いのですが、ロックやファンクのプレイヤーには歓迎されます。彼らの方がより自由なのかな?

多彩な塩崎愛理の世界

2006年07月02日 | ライブ報告
6月30日の塩崎愛理http://www.geocities.jp/cocoapia316/の帝塚山ラグタイムのライブはバラエテイに富んだライブでした。

これほど多彩な選曲のライブは久方ぶりです。バッハの曲から日本の童謡「夏の想い出」のジャズアレンジ、ロックの蒼い影、得意のラテン曲、勿論ジミー.スミスのオルガン.グラインダー.スイングやチャーリー.パーカーのクール.ブルース等オルガンならではのブルージーな曲も折り込みオリジナル曲も2曲演奏しました。

驚いたのはドクター木谷がリクエストしたリカルド.ボサをクラリネットとオルガンで交互に演奏したことでした。本当に多彩な才能の持ち主です、ゲストのボーカルの宮崎さんも1曲シットインし最後にはこれもリクエストのスペインを熱演しました。

それと名器HammondB-3organを思い切り弾ける演奏者冥利につきる喜びというのが観客にも伝わってきた素晴らしいライブでした。本人も言ってましたがやはりB-3のサウンドはデジタルのポータブルのオルガンとは根本的にちがうようです。
B-3は演奏者が表現したいことが素直に伝わるようです!

次回の塩崎愛理のライブは7月5日梅田のジャズオントップですhttp://www.jazzontop.com/ゲスト出演した宮崎記子もレギュラー出演します。どんなライブになるか大変楽しみです、期待の新星ジャズオルガニスト塩崎愛理から目が離せません!