OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

king of Blues Organist

2008年05月25日 | つぶやき
と自称していた(実際彼の名刺にはそう書いてありました)Jimmy McGriffが5月24日の午後に亡くなったそうです。

又一人オルガンレジェンドが亡くなりました、悲しい事ですが ご冥福をお祈りします。

生前のマクグリフとは3回あったことがあります。
最初は1990年代の初頭にハンク.クロフォードとの双頭バンドで来日した時に福岡ブルーノートに彼にB-3をレンタルした時です。

この時は矍鑠としていてスーツ姿もばっちりでなかなかの紳士ぶりでした。
ベースは足と左手のユニゾンで弾いていました。キング.オブ.ブルース.オルガンと称する漆黒のブルースプレイを披露していました。

2回目は1997年のサンフランシスコジャズフェステイバルで、ブッカーT.ジョーンズと小野みどりのB-3サミットの時です。この時は既にパーキンソン病に冒されていましたが、演奏は700人以上の観客を沸かす程元気で、小野さんをレデイと呼び相変わらずの紳士ぶりでした。

3回目は2004年のブルーノート大阪のジョーイ.デフランセスコ、ルーベン.ウイルソンとのB-3サミットの時です。この時はパーキンソン病が進行し、舞台にも車椅子で行く程で、手は絶えず震えていて痛々しかったです。

最近は病がすすみ家族も見放し、故郷フィラデルフィアの養老院に入っていたようです今年ジョーイ他フィラデルフィアのミュージシャンが、ジミー.マクグリフを讃えるコンサートを開いたのも、この時が来るのを見越していたからしょう!

今日は夕方まで休みなのでマクグリフのレコードを聴き、http://jp.youtube.com/watch?v=KfkmclGHWQM
キング.オブ.ブルース.オルガニストの御冥福をお祈りしたいと思います。 合掌