OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

ORGAN BATTLE

2008年06月27日 | つぶやき
ジャズオルガンが全盛だった時代オルガン奏者達はチトリンサーキットと呼ばれた中西部と東海岸の間を旅していました。
自分たちのB3organとレスリースピーカーをクラブに運ぶため古い霊柩車や救急車を買った者までいました。

多くのオルガン奏者たちにお手本をしめしたのはジミー.スミスでした(演奏だけでなく霊柩車でオルガンを運んだのもジミー.スミスが最初でした)

ジャズオルガンは気難しい音楽評論家や音楽業界の酷評にもかかわらず、アメリカにおける最もポピュラーなジャズの形(ソウルジャズ)になりました。

ジャズオルガン奏者達に連帯感が芽生え、各オルガン奏者達がお互いのアイデアや演奏技術を分かち合うようになるにつれ、その絆はより強固なものになっていきました。事実彼らはお互いから学び合っていきました。正式な教えというものはなにもありませんでした。

ジャズオルガンがこれほどポピュラーになったのは偏に彼らのこの音楽に対する愛情と敬意があったからに他なりません。

オルガン奏者が一緒に演奏することで、お互いの技術を交換する機会になったのがORGAN BATTLEです!

本場アメリカの有名なジャズフェス、2002サンノゼジャズフェステイバルで大阪の女性ジャズオルガニスト橋本有津子と小野みどりが2台のハモンドB-3オルガンで、ジャック.マクダフのロック.キャンデイをオルガンバトルで演奏した映像です。
http://jp.youtube.com/watch?v=IaT0VvmAhKQ