OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

XK-3c

2009年03月16日 | 製品情報
Leslie2101mk2が発売されて性能についていろいろ質問を受け、その内容をこのブログに載せましたが、

XK-3cのこともメールや電話で問い合わせがあるので機能以外の音の変化の質問も最近多いのでまとめておきます。

♪B-3のサンプリング波形を見直しています。ですのでドローバーサウンドがより芯のある音になっています。

♪パーカッションもサンプリング波形が変わってさらに細かく微調整をしたのでかなりリアルです。特にリチャージというB-3などのヴィンテージハモンドのパーカッションは「コン」と鳴ってから次がなるまでコンデンサに電気を貯めてから発音するようになっていますので、速く弾くと貯めるのが間に合わず、パーカッションの音量が小さくなったりする現象があるのですが、そういうことも忠実に再現されています。この事はパーカッションを巧みに使うJazz Organ奏法にとても有効な効果をもたらします。(このことは悲しいかなB-3を持ってる方でも知らない方が多いのです)
♪ハモンドの音はキークリックとともに出来ていますが、キークリックも大幅に見直され、発音した時によりナチュラルに鳴るように改善 されました。真空管プリアンプも新たに12AU7を採用し、より豊かな倍音 を付加することに成功しています。

♪ハモンドの陰のサウンド、リーケージノイズは波形ベースで再編 集され、よりナチュラルでハモンドの「風感」を演出することに成功しています。

♪XK-3からXK-3cになっていちばん変わったのは、デ フォルトですでに
良質で誰でもすぐに演奏に取りかかれるハモンドサウンドが構築されているということです。

もっと知りたい方は3月20日に当店で河合代介によるオルガンクリニックを開催します。ビンテージハモンドを使ったクリニックですが(B-3を知ればXK-3cがよくわかります)もちろん演奏法もレッスンするので今後のライブやコンサートで役立つと思います。

早速試したい方は3月20日のクリニックが終わったあと近くのライブハウスDEPOでオルガンジャムセッションがあるので試してください。セッションのオルガンはXK-3cです。

クリニック、オルガンジャムセッションのお問い合わせは
YS迄 06-6696-2684