OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

オルガンバトル

2009年08月14日 | ライブ報告
昨日8月13日のYS創立23周年記念ジャズオルガンコンサートは客席100人の会場WAZZがほぼ埋まり外の熱さに負けない熱気溢れたライブになりました。

遠くは東京、名古屋、舞鶴からYSに縁の有る方も駆けつけてくれました。

1STは3人がトリオで演奏し、その後はB-3とB-3Pを使いオルガンバトルです1曲目は橋本さんと建部さん、2曲目はそれに小野さんが加わり暑いバトルを繰り広げました。

2NDのバトルは小野さんと橋本さん、2曲目はそれに建部さんが加わり熱いオルガンバトルでした。

演奏前に3人のプレーヤーにどこかのメーカーの連弾のような与えられた譜面を変わり交代に弾くようなみっともない演奏は辞めてくれと一言だけ注意(お願い)をしました。

オルガンバトル(戦争)ですから相手をやっつけるくらいの気持ちで演奏してくれないとそれぞれのプレーヤーの個性が出ないし、醍醐味も味わえません。ただ2人が変わり交代で弾くだけなら一人で弾いた方が絶対いいです。

お願いが効いたのか4曲とも素晴らしいオルガンバトルでそれぞれのプレーヤーのフレーズが絡み合い武蔵と小次郎のような真剣勝負のオルガンバトルになりました。定番のザ.キャットも橋本さんが上手くリードしてこれ迄にない素晴らしいバトルでした。私は平和主義者だから戦争は嫌いですと言ってた小野さんが思い切り戦争していました(笑)

又お盆のライブであるのでジャズオルガンの道標を作ってくれたジミー.スミス、ジャック.マクダフ.ジミー.マクグリフ、チャールズ.アーランドを敬う為に彼らの曲も演奏しました。

1部では橋本さんが2部では小野さんが23周年を迎えたYSとの関わりをお世辞入りのスピーチでしてくれました。小野さんはPlay It Backをロニー.スミスと山本さんに捧げると弾いてくれましたが、ソウルフルで真っ黒な演奏でした。

25周年では私が関わったたくさんのプレーヤーに集まって頂きジャズオルガンコンサートが開けたらいいなと思っています