層の厚い関西のジャズオルガン

仲一馬氏追悼ライブJAZZORGAN LIVE 響演は小雨模様の秋分の日にラグタイム大阪で開催されました。



８人の女性ジャズオルガニストはハモンド育ちとエレクトーン育ちのプレーヤーですが、出自を抜きにしてジャズオルガンが好きなオルガニストが集まり仲一馬氏の追悼コンサートに馳せ参じました。

雨の影響か観客が少なかったのが残念でした

特にトップバッターの小野さんの時は客はまばらでしたが、そんなこと意にかえさづMore Today Than Yesterdayは秀逸の演奏でした

２人目の中山瞳は２１歳とは思えない貫禄と重厚な演奏でした。将来楽しみです

３人目の小林亮子は小野さんと同じくママさんオルガニスト、独特の感性を持ったオルガニストです

４人目の田中恵美久しぶりに聴きましたが、随分上手くなっていて驚かされまし

５人目の竹田利恵はライブを沢山やっているので安心して聞けました

６人目の優季は相変わらずハッピーでパワフルな演奏でした

７人目の佐藤邦子は正確な几帳面な演奏でした

そして最後の橋本有津子がThis is Jazzorganというような演奏で締めくくってくれました

こうしてみると関西のジャズオルガンの層の厚さがわかるライブでした。多士済々な演奏でした

それぞれのプレーヤーの個性溢れる熱演でオルガン好きには堪らない６時間だったと思います

仲さんもきっと喜んでくれていると思います

ネオ君残念

昨日のハモンドコンクール西日本大会に出演した我等がネオ君 残念ながら最優秀賞を逃し努力賞の受賞でした

最も残念がっているのは私等だけで本人は生まれて初めてもらった賞状とトロフィーをもらい壇上でも終始笑顔で喜んでいました

コンクールを見て思いましたがコンクールに入賞するにはコンクール用の演奏をしないといけないなと思いました。

凝ったアレンジをほどこしオルガンの機能も使いこなさないといけません。

ネオ君が左手ベースで醸し出すスイング感とか豊かなグルーブ感等は あまり審査の対象になっていないようです。

受賞者は何回もこのコンクールに出演している方ばかりですから、コンクールに場慣れしています。

オルガンを習って１年半のネオ君がセッションに参加するような気楽な気分で賞を取ってしまったらコンクールに賭けているほかの出演者に申し訳なかったかも知れません。

来年出るなら沼沢講師と相談して賞狙いの曲で挑戦したらいいと思います

NewB-3を演奏するネオ君

努力賞の表彰を受けるネオ君（この後トロフィーをもらい壇上で終始笑顔で喜んでいました）