９月３０日にラグタイム大阪で開催するYS３０周年記念ライブに出演するジャズオルガニスト９人と私との関わり２回目は橋本有津子さんと小野みどりさんです
（写真は１９９５年当時B3ライブをしていた神戸のパラディアム？でのオールナイトライブで橋本さん、小野さんと）
橋本さんと小野さんは関西ジャズオルガン界を牽引してきた両輪でYS（私）が一番お世話になった（今でも）オルガニストです
橋本さんとは３０年以上の付き合いで日本ハモンド時代１９８０年代前半に私が広島営業所から大阪本社の営業部に転勤してきたと時、橋本さんは２０代の美人女性オルガニストを集めたコンパニオンと呼ばれたデモンストレーターの一員として活躍していましたが当時はそんなに関わりはなかったです。
付き合いが始まったのは私が日本ハモンドを辞めYSコーポレーションを興してからです。１９９０年の前半に梅田にあったドンショップと言うライブハウスに日参して初めてライブハウスにB3を入れたのはいいのですが、当時はジャズオルガンを弾くプレーヤーは皆無で仕方なく電子オルガンの講師に演奏してもらいお茶を濁していました
そんな時ジャズピアニストとして頭角を現わしていた橋本さんに頼みレギュラーでハウスオルガニストとして入ってもらいました
、橋本さんあっという間にB3奏法をマスターし水を得た魚のようにオルガニストとして関西のジャズシーンで活躍するようになりましたオルガニストとしては初の関西ジャズ大賞も受賞しています。
小野さんとは彼女が高校３年生の時にハモンドコンクールの全国大会で最優秀賞をもらった演奏を生で観ましたが、所謂コンクール用の演奏だったので正直なんの印象もなかったです。彼女が大学生の時か卒業してすぐ位の時当時所有していたハモンドの電子オルガンコモドールが故障し、サービスの杉沢さんが治しに行った時、雑談で私はもうこんなリズムを使い演奏する電子オルガンに興味がなくなってきたんですと言ってたと言う話を聴きこの子はジャズオルガンに向いてるな一度演奏を聴きたいと思っていました。
それから小野さんに連絡を取り橋本さんが演奏していたドンショップに来てもらい１曲シットインしてもらい演奏を聴きましたが、左手ベースはぶんぶん唸るジャズ奏法でコンクールの時の演奏とは１８０度違う演奏で度肝を抜かれました。これが縁で彼女もドンショップで演奏するようになりました。
ある時小野さんから京都のルクラブジャズがひょっとしたらB3を買うかも知れないと言うので次のライブの時B3をルクラブに持って行きました、加藤さん興味津々で聴いていましたが即決には至らなかったので、来週も小野さんのライブがあると言うので、来週も使うのでこのままB3を置いといてください来週引き上げますのでと置いてきました。ほどなくルクラブから電話があり買いますと
東京の六本木にあったバッシュにもB3を買ってもらいましたが１年ほど小野さんには１月に１回出演してもらいました。
橋本さんと小野さんにはジャック・マクダフやロニー・スミスやジョーイ・デフランセスコと言う黒船が日本にやって来た時は一緒に出演し迎え撃ってくれました。
（２０００年京都のルクラブジャズで小野さん・マクダフ・橋本さん）
（南住吉にあったYSに遊びに来てくれたロニースミスを挟んで小野さんと橋本さん）
１９９０年代後半後半ローランドのＶＫオルガンのコンサートで来日したジョーイ・デフランセスコをドンショップに呼んで日米オルガンサミットをした時ジョーイのメンバーByron Landham(ds)橋本有津子(B3) Paul Bollenback(g)
同じくジョーイとB3連弾する小野みどり
橋本さん小野さんが２０００年にロニー・スミスをゲストに招きオルガンサミットをブルーノート大阪でした時の動画です。
Atsuko Hashimoto&Midor iOno Organbattle At BlueNote Osaka Part①
Atsuko Hashimoto&Midori Ono Organbattle At BlueNote Osaka②
日本のみならずこの２人は海外のコンサートにも数多く出演しています
２人がそろって２００２年にアメリカ西海岸ツアーをした１日目ロスのベークドポテト、２日目、クンブワジャズセンター、３日目ケトン、４日目サンノゼジャズフェス、その最後のサンノゼジャズフェスの動画です。（尚２人は一昨年のサンノゼジャズフェスにもそろって出演しています）
Organ Battle Atsuko Hashimoto & Midori Ono
そして９月３０日にトニー・モナコをゲストに迎え開催するYS３０周年記念ライブにも２人は出演し、動画のように２台のハモンドオルガンでバトルをしトニー・モナコともバトルをします。乞御期待下さい！ご予約/問；ワイエス 電話；０６－６６９６－２６８４
