OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

ハモンドオルガン最高機種X-66をショ-ル-ムに展示しました。

2005年06月24日 | 製品情報
 ハモンドオルガン社が全盛期であった1966年のナムショ-で発表され一大センセ-ションを巻き起こした後、世界のプロオルガニストのアドバイスを取り入れたうえで1967年の5月に発売された、デラックスシアタ-オルガン「X-66」。

 現在でもアメリカの「X-66クラブ」といったような愛好家グル-プがあるくらいで、その方達のホ-ムパ-ティなどで活躍しているそうです。「グリ-ン・オニオン」で有名なソウルオルガニスト、ブッカ-・T・ジョ-ンズも自宅ではX-66を弾いている、と言った話も耳にしました。

 世界の富裕層をタ-ゲットにしたオルガンということもあり、当時の価格で515万円、更に専用のト-ンキャビネットやレスリ-スピ-カ-をつけると600万円を優に越していました。そのため日本では個人で購入するケ-スはほぼ皆無で、放送局や某デパ-トのイヴェント広場、高級クラブ等に入っていたことが多い製品です。


 当社にあるX-66は関西の某放送局に入っていたもので状態は「とても良い」ものです。現在専門の技術者がオ-バ-ホ-ルにかかっているところです。
 すでに購入したいというお客様もおられますが、暫く展示していると思います。
 電子オルガン絶頂期であった時代の面影を残した逸品。ぜひ一度触れ、その音を楽しんでみて下さい。

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2 コメント

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ハモンドX-66 (えり)
2005-08-08 20:32:29
こんにちは。はもはも管理人です。

先日TBさせていただきました。



今日、東京近郊でX-66をお持ちのオルガニストさんがいると知り、びっくりしました。昔は相当売れたのでしょうか。実物を一度見て弾いてみたいです。



またこちらのサイトにもお邪魔させていただきます。いろいろ参考になります。よろしくお願いします。
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X-66 (organ_freak)
2005-08-09 12:00:28
発売当初はオルガン全盛時代でしたからかなりの台数が売れました。しかし放送局やデパ-ト、高級クラブが主な顧客で個人の家庭には殆ど入っていないと思います。なにしろレスリ-と専用ト-ンキャビネットの2台繋がないといけません、その専用ト-ンキャビネットのサイズは(高さ134cm,横82cm,奥行き63、5cmもあるのですから、)シアタ-オルガンの奏法を知っていないと、良い音はでません、B-3やC-3とは全く異なるオルガンですのでジャズにはあまりむいていません。このオルガンの良さを一番引きだして演奏していたのは小曽根実さんだと思います。もう1台同じタイプのX-77も在庫しています。こちらは歌手のデイック・ミネさんがもっていたものです。こちらのオルガンの方がX-66よりB-3,C-3の音に近いです。どちらにしても今のオルガンと違いドラマチックな音がします。このオルガンの良さを知っている田代ユリさんを使い演奏会を来年計画しています。8月一杯はツア-で忙しいので9月頃に見に、弾きにきてください今は未整備で今月中には整備も完了します。
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