ローモバあれこれ

ギルドごとのルールと外交①

※私がギルド運営に関わっていた当時の記事です。現在はギルド運営から離れギルドもリニューアルしておりますので、過去の参考記事として読んでいただけたらと思います。




ギルドによってルールって色々あると思うのですが、それに対する個人的な意見を書こうかと思います。

KXRにもギルドとして禁止していることと禁止していないことがあります。
ちょっと他ではあまり聞かないなという例を取り上げてみようかと思います。

 

禁止していることの1つに1時間or8時間での巣窟募集があります。
(兵逃がしの場合は除く)
仮に1時間で募集をした場合、KXRでは殆どの人が派兵をしてくれません。
なぜなら長時間その場所から動くことが出来なくなるからです。
戦闘を優先しているメンバーにとって、長時間場所を固定されるのはデメリットでしかありません。
ラリーや単騎の機会損失防止ため禁止にしています。


禁止していないことの1つに移民日時決定後のタイルキルがあります。
よく誤解されがちなのですがギルドとして積極的にタイルキルをしよう!というわけでなく、あくまでも禁止事項では無いというだけです。
そのため、やるかやらないかは個人の判断に任せています。
やる人はやりますし、一切やらない人もいます。


理由を少し掘り下げます。
以前のブログでも少し触れましたが、
KXRは移民周期が短いので国の長期的な成長を見据える必要がありません。
資源も野焼きやハイパーファームを主とした運用なので採取の必要性が低いです。
そして低パワーギルドという特殊性から助っ人を呼んで報復するというハードルは高くなります。

そしてそれらとは別に、ギルド運営の視点から理由があります。

そもそもこのルール、私がギルマスになってから認知しました。
ギルド内でやっても問題ないんじゃないか?という話題が出たのでその際しれっとルール化させてしまいました。
タイルキルが解禁されると諸悪の根源みたいなメールを頂くこともありますがまさにその通り!

タイルキルは簡単に撃破数が稼げるという部分に目がいきがちですが、実は余分なクレーム対応を省けるというメリットがあるんです。

ギルマスと言えどゲームがしたいのであって、クレーム対応がしたいわけではないんですよね。
ギルドメンバーのサポートをすることは、ギルドにとってプラスになりますが、対外ギルド相手のクレーム対応を懇切丁寧にしているほど私も暇ではありません。利己的かもしれませんが、実際クレームって事前に個人的な繋がりがない以上は本人→ギルマスの順で来ますからね。

 

戦闘ギルドである以上【攻撃】が遊び方の主軸になってくるのでタイルキルをしてもしなくても一定数のヘイトは発生します。
一切のヘイトを受けることなく心穏やかに平和にゲームをしたいのであれば、自衛を徹底し、何にも攻撃せず、綺麗な言葉だけが並ぶギルドで遊べば良いのです。そうなると最早ローモバである必要性はあるのか疑問になってきますが、そのようなギルドがあってもいいと思います。

攻撃します、でもヘイトは受けたくありませんってのは、相手に気持ちよく殴られてくださいって言ってるようなもので、空の城だろうがタイルだろうが攻撃されたら嫌な人には嫌なわけです。そして攻撃する以上は自分が攻撃されるという事も想定しなければなりません。
度を過ぎた中傷などはちょっと言い過ぎでしょと思ったりしますけれど、ある程度の非難が来るのは理解した上で解禁しています。

捕虜持ちしてる人が私たちはあなた達と違って相手にされて嫌なことはしないとか言ってると、じゃあその捕虜はなんなんだって思ったり。弱いものいじめだとかもよく言われます。それを言い出したらそもそも城攻撃だって弱いものいじめです。特に若い鯖であるほど課金力格差によるそういった性質は顕著になりますよね。

 


少し脱線しましたね。
・・・愚痴っぽくなってしまった。

 

この①~④、結果としては同じことをしています。

①採取地を攻撃する
一般的なタイルキルの考え方がこれに該当するかと思います。

②採取が先出後着
資源採取も先出優先の考え方と先着優先の考え方がありますよね。
普段の資源地は先出優先だけどジェム鉱山だけは先着優先という考え方も聞いたことがあります。
KXRのメンバーはバリアをしていない人が多いので、先出後着だと結果としてタイルキルが発生します。

③ラリーターゲットの陣形・オンライン・BOT確認
ラリーターゲットが採取をしている場合、採取地を攻撃すると容易に陣形が確認できます。採取戻しの有無でオンラインかオフラインかの予測もつけられます。
採取戻しのタイミングによってはBOTを導入しているかどうかの判断もつきます。

④バーサク相手やグリフォントラップの兵逃がし潰し
 資源地だから見逃す?そんな戦闘ギルドは聞いたことないです。

 


②~④はOKという戦闘ギルドが多いかもしれません。
しかし①を禁止にするとクレームがあった際①なのか②~④なのか確認をしなければなりません。

特に②における事実確認は困難であり、人によって何を優先するかの認識も曖昧です。③もやられた相手にとっては理由が分からないことが多いと思います。

 


実際、最近こんなことがありました。

ギルドチャットに○○(敵)からタイル泥棒された!という書き込みがありました。次の移民日時も決まっていないのでタイルキルは解禁しておらず、報復の可能性もありません。そしたら○○(敵)ご本人から掲示板とメールにクレームが。

お相手の主張としてはこちらの○○(仲間)がタイルを盗んだと言うのです。

お互いにお互いが相手をタイル泥棒だと主張している訳ですね。

恐らくですが②に該当するか、どちらかの端末でラグがあったのでしょう。

ただ相手としては自分が被害者だという視点なので、ギルマスの私に対して不道徳だとか卑怯なギルドだとかまぁ一通りの悪口を言ってくるわけです。

最初に私はあなたにメッセージを送りましたが、あなたはそれを無視しました、 次に、あなたのR4の誰かが私に連絡するように掲示板に書き込みます...5分後、誰も何も言わなかったため、本当に腹が立ちました私はあなたとあなたのギルドと名誉については評価しません。それが何を意味するのか理解する必要があるので、それについて私に話さないでください。私はこのゲームを4年以上プレイしていますが、あなたの友達と同じことをしたことやリーダーに嘘をついたこともありません。 これは光栄なことです。もっと知りたい場合は、私のギルドのオーナー(オルセン)に聞いてください。説明してくれるでしょう。わざわざ嘘をついたり、私に何かを説明しようとしないでください。

・・・そんなすぐに反応するほどゲーム張り付いておりません。

 

あなたがどのようにゲームをプレイするかについては気にしません...ルールを守らないならクソです!もう言ったでしょう..私から離れてください!変態


試しに彼はそんなことをする人物では無いと返事したら、嘘つき呼ばわり&変態扱いである。

 


もうね、めんどくさい。

 


翻訳があるにしても頭に血が上っている人にこちらの正当性を主張するには根気がいるし、それを伝えて和解したところで私にはなんのメリットもなくただ時間が消費されるだけです。

どうせ次の移民が決まったらタイルキルは解禁されるので、このクレームにもまともに対応する必要がありません。

ルールをシンプル化させるため①~④の線引きをしないことにしました。

後は遊び方の幅としてそういった自由度の高いギルドがあってもいいんじゃないのかという視点です。クレームがあったら返信しなければいいだけではないかと思われるかもしれませんが、ここを具体化させたほうがギルド内での意識共有もはっきりするわけです。

ではこのルール、他のギルドにも該当するのか?といわれたら
該当しませんよね。

正直なところ多くのギルドにとってタイルキルや魔獣泥棒は禁止にした方が運営がスムーズになるかと思います。

仮に私が新規鯖で1からギルドを立ち上げた場合、これらは禁止事項としてルールに定めます。それはメリットよりデメリットの方が圧倒的に大きいからです。

資源城が少なく外部から人口流入がしにくい若い鯖

成長初期のメンバーや農民が多いギルド

共闘に力を入れているギルド

移民する可能性の低い国王軍

助っ人を呼ばれやすいハイパワーギルド

 

多くのギルドがこれらに該当するのではないでしょうか。採取をする必要性がある人はもちろん、攻撃する側にとっても資源回収や人口保持などの側面からタイルキルを禁止にした方がメリットがあるわけです。そのためユーザー多数の利益という共通認識で暗黙のルールとして定められたのでしょう。

このように活動をする上でメリット・デメリットを天秤にかけて、それぞれのギルドでルールが構築されていくわけですね。

 

→外交についても書く予定でしたが、ルールの部分について書き出したら長くなってしまったので②に分けます。今まで聞いたことがあるルールと外交の在り方について書いてみようかなと思います。

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