8日(日)
ノブさんの10回目の月命日
10か月…
奈緒は朝のチッチの時にママを起こす
その時間はまちまちで朝方の3時台とかもあったり
5時台だったり
ゲージにもトイレがあるからそこでも出来るんだけど
ゲージから出してさせてるんだけど
ゲージが和室だからノブさんの遺影が目にはいる
朝の挨拶「おはよう」
私は遺影のノブさんにじゃなくて
生きているノブさんと挨拶がしたい
「おはよう」も「行ってきます」も
「行ってらっしゃい」「お帰り」も
「お休みなさい」も
「行ってきます」は今までも平日は一人だから
まだいいけどさ
「お帰り」が一番切ない
無事に帰ってきても
あなたが待っててくれるでもない
和室の整理ダンスの上にいてくれるから
何をしてもあなたが視界にはいる
「寂しいんだよ」
「しんどいんだよ」
「なんで先に死んじゃったの」って
話かけるけどさ
ただ笑ってる写真のノブさんしかいない
スマホの中にたくさんのノブさんはいるけど
これから先のもっと年を重ねたノブさんは
永遠にスマホには入らない
なんで私より先に逝ってしまったの?
ほんとに心も身体もしんどいんだよ
昨日は出来た奈緒のお散歩
今朝はまた出来なかった
ノブさんが残った方がきっと
奈緒は幸せだったに違いない
梳き梳きだって私の少し長い入院生活の時も
ナナの時にきちんとやってたし
ナナのお散歩があるから禁酒して
この季節なら仕事で大変でも
早朝行ってくれてたてから
奈緒のお散歩だって
自分の都合で行かないなんてなかっただろし
車での遠出も行ってくれたよなぁ
ノブさんは奈緒とずっと暮らしたかったから
お空の上で
「何やってんだ」って思ってるかな
だったらさ夢でもいいから
逢いに来てよ
のぞいてくださってありがとうございます。