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mainichijpedit毎日jp編集部
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11月1日までに4匹を販売したそうです。購入者が特定できず、都は注意を呼びかけています。
東京都は1日、台東区上野3の魚介類販売業「吉池」(高橋新平社長)が、毒を取り除かずにハコフグを消費者に販売していたと発表した。同社は10月17日に3.6キロ(最大5匹)、同18日に4.7キロ(同)のハコフグを仕入れ全て販売。同31日に13.4キロ仕入れ、今月1日までに最大4匹販売した。購入者が特定できず、都は注意を呼びかけている。
台東区台東保健所によると、市民から1日午後、「フグがそのまま売られている」と通報があり判明。都条例はフグの調理免許がない人への未処理フグの販売を禁じているが、同社は保健所に「条例を知らなかった」と話しているという。
ハコフグの肝臓などには猛毒の「パリトキシン様毒」が含まれ、食べると呼吸困難やけいれんを起こす可能性があり、死亡するケースもある。
フグの毒にも、いろいろあるらしい。マウスに対する半数致死量 はLD50(静脈内注射)0.15 μg/kgで、フグ毒として有名なテトロドトキシン(LD50 8 μg/kg、静注)よりも強い。 ハワイの先住民族では、矢毒として用いられていた。フグ喰って、フグ死んだでは・・洒落にならないよ。