言いたい放題

コメント大歓迎…チューチューマウスと仲間たち

満漢全席

2006-10-09 12:46:20 | 旅・鉄道・グルメ…

 

満漢全席    

 マンカンゼンセキ…と読む。中国清朝の宮廷料理だ。もちろん、清朝皇帝が食べたもの。

 現在、日本でも中国、香港でも、満漢全席を食べさせる店はあるらしいが、清朝皇帝や西太后が食べたものに比べ、品数が到底及ばない。専門店でも、その種類はせいぜい50品くらいらしい。

                                             
                                  西太后

 満漢全席のメニューの数は、少なくても30品目以上、多ければ160品もあるとのことだが、それがすべて美味しいかどうかは、それぞれの味覚とか味感により決まることだろう。
 全部出れば、30~160種くらいと聞き及んでいる。満漢全席は、祀宴、尊宴、燕宴、囲宴の4つに分かれていて、延々と2日間にわたって食べ続けるものらしい

                

 その料理の材料には多くの珍品、絶品が使われることは勿論である。 また、その調理法も尋常なものではなく、あらゆる料理の手法が使われるとのことである。  
 珍味の中には熊の手、蛙の舌、鶴の首、冬虫夏草(地中の昆虫に寄生したキノコ)など、滅多に味わえないものも含まれる。

 このような満漢全席は誰でも料理できるという代物ではない。今日ではその道の造詣の面でも、また、調理技術の点でも、完璧にできる料理人は殆どいないのではなかろうか。仄聞によれば、中国の瀋陽には、古い料理人が残っており、その伝統を伝えているとか。ホンマカイナ?

 Main Photo 


Main Photo 

 

幻の料理・満漢全席に挑む!!(極上特大乾燥アワビのステーキ)

Main Photo 

Main Photo 


幻の料理・満漢全席に挑む!!(フレッシュ伊勢海老の二種料理)

Main Photo 

             

Main Photo  


幻の料理・満漢全席に挑む!!(赤海燕の巣入りココナッツミルク)

Main Photo 

                幻の宮廷料理・満漢全席に挑む!!



 筆者も一度、北京の満州宮廷料理店「ぼう膳」で、その一部を食べたことがある。美味には違いないが、値段が高くなればなるほど、妙なものを喰わせる
 前述の珍品とは異なり、象の鼻と鹿のペニスを喰わされた。
 味なんかしなかった。柔らかいヘチマを喰っているようだった…といってもヘチマは喰ったことがない。冬瓜からの連想に過ぎない。

 ただただ ぼう膳 とするばかりであった……

06.10.09

 面白ブログが盛りだくさん「BLOG! TOWON」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。