
起点と終点の謎 2
拙稿「起点と終点の謎」に関し、早速コメントが付けられた。山手線の「上り・下りは?」というもの。山手線は、通常「内回り・外回り」であり、「上り・下り」の例外扱いとされている。環状だからだろうか? しかし、そのように言い切って良いものかどうか、疑問が残る。というのは・・・・・
自信はないが、山手線は当初「品川-赤羽」間で開業し、後に「品川-田端」間に変更されたと記憶している。つまり山手線は、(列車運行上は兎も角として)線籍上は環状線ではないのだ。
どちらにしろ、山手線の品川-田端間は、東海道線の支線であるはずだ。しかし田端-東京間は東北線になるのかな? 因みに東北線の起点は、東京駅である。
ことは複雑怪奇である。歴史的に遡って調べないとハッキリしない。ただなにがどうであれ、「上り・下り」とは云わないのだ。言えばよいのにネ。
コメントを付けた人は、なかなか良いところに目を付けたものだと妙に感心した。