日本政府、海洋安保で中国に微妙な強腰姿勢

 

　WSJJapanウォール・ストリート・ジャーナル日本版

 

日本政府、海洋安保で中国に微妙な強腰姿勢―週末のＥＡＳでhttp://on.wsj.com/sp1g6d　

冒頭の写真は・・今月上旬に行われた米海軍と海上自衛隊の年次合同訓練

 

 

（記事要約）

　【東京】野田佳彦首相は今週末にインドネシア・バリ島で開く東アジアサミット（ＥＡＳ）で、参加国首脳に海洋安全保障問題により大きな関心を向けるよう要請する。同問題を課題にすることは東アジア地域で発言力を強める中国が反対しており、首相の要請は中国に微妙ながら強腰姿勢を示すことになる。

 

　首相はサミット期間中、ここ数カ月で新たに軍事上の協定を日本と締結したフィリピン、インド、ベトナムの首脳との会談を予定している。

 

　こうした日本政府の動きについて、米国の日本問題専門家である米戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン氏は「正直にいえば中国がこのところ日本に対しさまざまな（外交上の）揺さぶりをかけ、眠りから覚まさせた結果」と語った。さらに「フィリピン、ベトナム、インドもそれぞれ中国との領有権をめぐる争いの相手国となっている。これが日本との戦略関係強化に結びついた」と分析した。

 

 

最早、フィリピンなどのアジア諸国は、かの太平洋戦争における大日本帝国の脅威は、過去のものと考えているのだろうか？　それともそれ以上に中国の隠れ覇権主義に危惧を抱いているということか？　

 

　　　　

　面白ブログが盛りだくさん「BLOG! TOWON」