この写真なあに?
この写真に写っている部屋は、なにをするところだろうか?
拡大をすると、ますます気味が悪くなる……
祈祷所? 呪いの場所? ……違うようだ。
正解は、藩主の入る蒸し風呂 だったのだ。風呂も昔は蒸し風呂だけ。今のような風呂は、江戸時代も相当後の話だ。
(文末の【参考】を参照)
よく見ると、中央が凹んでいる。中央に向かって床板が傾斜しているのだ。ここで使用した水を流すのだそうだ。
養浩館庭園という越前藩主(松平)の別邸 にある。殿様の風呂 だったのだ。
詳しくは、下記にアクセスを……↓
【参考】
湯屋のはじまり
家康が江戸入りした翌年、天正十九年(1591)に 江戸の銭瓶橋(ぜにかめばし)に湯屋の第一号が開業しました。しかし、この頃の湯屋は蒸し風呂でした。その後、戸棚風呂(9ページ参照) というものが一時的に流行します。これは引き戸を開けて中に入り、また閉めるもので、湯の深さも一尺ほどしかなく、腰から下だけつかるものでした。その後登場するのが石榴口(ざくろぐち)の風呂です。
じゃあ、なぁ~ blog 『名無しの権兵衛』