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コメント大歓迎…チューチューマウスと仲間たち

岐阜・長良川の鵜飼 ③

2005-06-06 07:07:16 | 旅・鉄道・グルメ…
岐阜・長良川の鵜飼 ③

◆3人と鵜たちで構成される鵜舟◆


宮内庁に鮎を献上することも鵜匠の仕事。
毎日一緒に暮らす鵜と鵜匠はいつも息がぴったり。

鵜飼で使う鵜は野生の海鵜を訓練したもので、体長80センチから90センチ。もともと敏捷な渡り鳥ですが、学習能力が高く、新しい環境に順応しやすい性格で、鵜飼で良い働きができるようにするため鵜匠は毎日をともに生活し、2、3年かけて1人前の鵜に育て上げます。
鵜が捕らえる鮎は、主に澄んだ清流に生息する淡水魚。鵜飼で鵜が捕らえた鮎は鮮度が高く、珍重されてきました。
鵜匠は代々世襲制で、宮内庁から式部職という職名を与えられています。長良川の鵜飼には6人の鵜匠がいて、毎日が鵜と暮らす日々。鵜匠の正装は、かがり火から髪の毛を守るために風折烏帽子をかぶり、漁服を身にまとい、火の粉を防ぐ胸あてをつけています。腰から下は腰蓑をつけるなど、まさに古式ゆかしい装束です。



鵜舟は鵜匠のほかに、助手の「なか乗り」と舟の舵をとる「とも乗り」を加えた3人1組で構成されています。
【鵜舟】
全長約13メートルで、鵜匠、なか乗り、とも乗りの3人が1組になって舟に乗ります。
【篝火】
鵜飼の照明。
【篝】
篝火を燃やす鉄製のかご。
【篝棒】
篝をぶら下げます。
【松割木】
照明用に使う松の割木。
【手縄】
鵜を操るときに使う縄。鵜匠は10~12本を同時に操ります。
【とも乗り】
鵜舟を操縦する責任者。
【なか乗り】
鵜匠、とも乗りの助手。




■鵜飼開催データ■

期間 5月11日~10月15日
ただし、中秋の名月及び増水等で鵜飼ができない日は中止。
住所 鵜飼観覧船のりば
岐阜市湊町1-2
出船時間 乗合船
 Aコース 18時15分
 Bコース 18時45分、19時15分

貸切船(15・20・30・40・50人乗りの各船)
 17時30分から随時
問い合わせ 岐阜市鵜飼観覧船事務所
058-262-0104
アクセス 鵜飼観覧船のりば
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバス15分「長良橋」下車、徒歩すぐ
岐阜バス「長良・さぎ山まわり」 「高富」行 ほか長良橋経由路線
駐車場 岐阜公園提外駐車場

(岐阜市鵜飼観覧船事務所 〒500-8009 岐阜市湊町1-2 TEL 058-262-0104 のサイトから転用)


2005/06/05

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