「目玉焼き」の喰い方
「目玉焼き」は、どのように食べたら良いのか随分悩む。
目玉焼きというのは、あれでなかなか食べ方がムズカシイのではないだろうか。
先に白身から食べるべきか、黄身から食べるべきか、大いに悩む。レストランなどで見ていると、白身先行派と黄身先行派が、だいたい半数ずつという感じだ。
中には、フォークやナイフで、グチャグチャにかき混ぜて食べている人を見受けるが、黄身が破裂し流れ出ており。決して食の美学に適った食い方とは云えない。
私は、先ず黄身を先に口先でチュッと音をさせて食べる。けれどこれも決して褒められた食べ方とは云えない。
行儀が悪いこと甚だしい。まして況や、目玉焼きが二つの“両目玉”の場合は、この食べ方は何かイヤラシイplayを連想させるものがあり、些かエロチック過ぎる。
一体全体、目玉焼きの「由緒ある正しい食べ方」というのは、どういうものなのだろうか。
その際、裏千家とか表千家とか……あるのだろうか?
表千家不審案
あるいは、勅使河原流、吉田流という流儀はあるのかしら?
「正統・目玉焼きの食べ方」を誰か教えてくれないだろうか。