旧・日光街道
(写真:旧日光街道への「江戸方面からの入り口」/写真に写っていないが、直ぐ右手が「足立市場」正門……中央のビルの左側が現在の「日光街道」)
「旧・日光道中(街道)」と呼ばれているところを歩いてみた。「旧・日光道中」は、現在の「足立市場」(京成「千住大橋駅」の傍)から現・日光街道に沿うように北へ向かい、墨堤通りと交叉する地点までの短い区間に過ぎない。
江戸末期から明治・大正・昭和と、この往還(街道)の両側には、何十軒もの青果卸商が軒を並べ、大層賑わったらしい。
1941(昭和16)年の末に太平洋戦争が始まり、青果市場は東京市場に吸収されてしまった。
やっちゃばという名称だけが引き継がれ、ここの「やっちゃば」は消滅した。
「やっちゃば」とは、セリ売りの声が「やっちゃ、やっちゃ」と聞こえるところから付いたものと説明書きにある。
興味深いのは、「道中」両側に‘嘗(かつ)てあった’昔の店の名称看板と業種を示す表示が、現在の建物に掲示されていることだ。
なかに、「千住宿・歴史プチテラス」というギャラリー兼庭園休憩所があった。昔の卸し問屋の蔵と庭を活用したものらしい。
入場無料で、コーヒー、紅茶等の飲み物とお菓子の接待が付いている。また接待係の二人が、シットリとした絶世の美人。その美女と親しく口をききの、茶菓の接待を受けの・・全部ロハ。エガッタア!
06.09.16