大島康紀絵画展 評
石蕗を描く
蝶を描く
晩秋に咲くツワブキに
渡りの蝶が吸蜜に訪れる
葉は蛍のような紋が美しい
「大星雲」「蛍珊瑚」「九天玄女」・・・
手のひらの葉の上に
大宇宙が広がっている
大島康紀 蝶の画帖
蝶の素描、水彩、スケッチの小冊子
(A5 16p)
JPAL紀伊國屋フェア 出展
2019.2.9(土)~2.24(日)
主催・日本出版美術家連盟
紀伊國屋書店新宿本店・5階特設会場
蝶の素描、水彩、スケッチの小冊子
(A5 16p)
JPAL紀伊國屋フェア 出展
2019.2.9(土)~2.24(日)
主催・日本出版美術家連盟
紀伊國屋書店新宿本店・5階特設会場
渡り蝶、浅葱斑(アサギマダラ)の作。
昨年来連作している蝶シリーズ。
南下中のアサギマダラが我が家の蝶の庭に飛来するのは9月に入ってから。主にフジバカマの吸蜜に集まってくる。
コスモスやツワブキの花に止まるアサギマダラの姿もまた可憐で美しい。
春に株を分けて頂いたツワブキに花芽もついて蝶の飛来を待ちわびていた。
浅間山は長年描き続けてきたモチーフ。
アサギマダラとツワブキ、そして浅間山。
描きたかったモチーフが揃っての一作。
約30号ほどのサイズの作は元は卓袱台。
一枚板に枠がついている。足を外して納屋に放り込まれていた代物。
戦前より我が実家で使われてきたものだ。
2018 描き納めの一作。