ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

雛に水を与えに

2016年08月10日 | だちょうさんの雛
暑い日が続いています。ダチョウさん達は照る日光の下で変わらずお客さんへ愛想をふったり、草を食んだりですねぇ♪
雛たちは風通しの良い日陰でぼんやり寝こけていました。
私が木陰に水やりしにいくと、えっちらほっちら、てくてくてくてく出てきます。
水桶に首を突っ込んで、頭がびしゃびしゃになって、飲んでいます。飲み込む量より、首をふって撒く水の量の方が多そうですねぇ。
焦らなくてもまだまだ十分有るんだよと言ったところで聞き分けの良い子もおらず、ただ面白そうにこちらを見つめてきます。
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ダチョウの雛たちを久しぶりに外へ出せました

2016年06月27日 | だちょうさんの雛
最近、雨が多かったので雛たちを外に出せませんでした。
今日はやっと良い天候に恵まれて、外に出せました。
草を思う存分食べ、日光浴です。
最初は草が高く、足をとられて転んでばかりでしたけど、今では背が伸びて転びにくくなりました。
生まれたばかりの頃から比べると2倍くらいの体重になっていそうです。
凄い成長力ですねえ。
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ダチョウの雛たちが初めて外に出ました。

2016年06月22日 | だちょうさんの雛
今日は天気が良く、雛たちを初めて外に出してみました。
おそるおそる外を覗いてはハウスの奥へ走って逃げる雛たち。
1羽ずつ捕まえて出すことに。
外に出るとヒョロヒョロと鳴いて怖がっています。
私がいると安心な様子で、離れると付いてきます。
雛に比べて草が高いので、数歩歩くとぶつかって転んでいます。なんて可愛いのでしょう!
背丈の高い草が有ると私に近づけないので、またヒョロヒョロと鳴いています。
こんなに可愛い時期は今だけなので、存分に楽しませてもらっています。
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雛へのタグ付け

2016年06月13日 | だちょうさんの雛
今日はダチョウの雛にタグを付けました。
数字が記されたプラスチックのタグを首の後ろに付けるのですが、苦手です。
ホッチキスの大きい物を首の皮に当てて付けます。
こんな小さな体に、なんて残酷な事をしなくてはならないのかと逡巡し、何度も何度も諦めかけます。
ダチョウのと畜をするくせに、なんと弱虫なのかと自嘲してしまいます。
ごめんねえと雛に何度謝っているのか。謝るくらいならさっさとやってやった方が雛は楽でしょうに。
いつも、器具を持つ手や額に汗が出ます。
もし首の神経や食堂に傷がついたらどうしよう等と、本当に心配になってしまうのですから困ったものです。
結局、今日付けた3羽はケロリとしていて、私だけぐったりしていました。
まだ、何十羽もやらないといけないのかと思うとぞっとします。
なんと弱虫なのでしょうねえ。
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今日は雛と子牛が生まれました

2016年06月11日 | だちょうさんの雛
今日はダチョウの雛と子牛が生まれました。
朝から晩まで新しい生命の誕生が有るというのも、牧場らしいですねえ。
殻を割ってあげたり、引っ張ってあげたりするだけで、後は本人次第ですけれど、高尚な事を成し遂げたように勘違いしてしまいますね。
昔、レイチェルカーソンさんという著名な海洋研究家の方がワンダーオブネイチャーという著作をしていました。
生命の不思議や尊さをわかりやすく説いた名作です。
タイトルが全てを物語っています。
どんなに言葉を尽くしても、美しい映像で示しても、表現しきれない感動を与えてくれる物が、世界には沢山有ると思います。
特に、自然の営みは常に感動を与えてくれるものです。
だからこそ、牧場の仕事は溜まりがちで、忙しい日々ですけれども、お客さんに雛を見せたり、ダチョウさんのお話をしたりすることはやめられないのです。
結局、長い言い訳でしたねえ。
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