
おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)
星の王子様の一節です。
今回受け入れている民泊の生徒さん達を見ていて、この言葉を思い出しました。
草を取って、それを振り回す子、虫やカエルを見つけてキャッキャと騒いでいる子。
大きなミミズやカタツムリ、見たことがない植物。
彼らの目に映る世界は新鮮で興味深いことで満ちています。
だちょうに与える草を取っておいでと私が言うと、全速力で走り出すその背中は輝いて見えました。
私の目は今、彼らのように輝いていない。
私の足は今、彼らのように速く走れない。
いつの間にか置いてきた大切なものを教えてもらったようです。
いつも、彼らに教えているようで、本当に大切なことを教えられています。
自然はどうしてこんなに面白くて尊いのか。
自然はどうしてこんなに面白くて尊いのか。
私から教えられるまでもなく、この短い時間の中で彼らはなにかを感じている。
とってもうらやましい、キラキラした子どもたちです。
世俗にまみれ、子供たちよりもだいぶくすんでいる気がする私ですが、その輝きをもう一度自分から感じられるようになりたいですね。

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